2016/5/30-2016/6/3のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.0950-1.1400ドル

先週の総括と今週の展望

ドル円は方向感を模索する展開。5月以降、米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの多くから利上げに関する市場と当局の見解の差を埋めるかのように、年内に複数回の引き締めを支持する発言が続いている。発表される米国の経済指標の強弱はまちまちだが、4月の新築住宅販売件数が約8年ぶりの高水準まで増加するなど、上振れる内容も散見される。NY連銀が公表する4-6月期の成長率予測は上昇傾向にあり、アトランタ連銀の同様の指標も底堅く推移している。 利上げが「データ次第」とする米連邦準備理事会(FRB)のスタンスを踏まえれば、原油の回復が続き、グローバルに金融市場の環境が落ち着いているなかで、引き締めの再開はそれなりに正当化される。もっとも4月FOMC議事録を受けて、6月利上げの可能性を意識せざるを得なくなったとはいえ、会合後の声明文には6月利上げを示唆するような文言はなかった。海外情勢への警戒感を後退させる一方で、国内経済の一部の判断を下方修正してバランスを取っていた。大統領選挙や英国民投票の不透明感を意識して慎重さを崩さなかったものの、思いのほか市場環境が好転したために利上げに踏み切る可能性も捨てきれない。ただ6月FOMCまでに発表されるデータに大幅なインフレ加速の兆候などが見られないかぎり、実施の可能性は低いのではないか。まずは27日のイエレンFRB議長の講演内容が注目される。発言のトーン次第で、ドルの目先のトレンドが形成される可能性がある。 ユーロは下値を見極め。ギリシャ議会が新たな改革法案を可決したことで、24日のユーロ圏財務相会合でギリシャに対する追加融資枠が承認された。国際通貨基金(IMF)も支援への復帰に前向きなメッセージを発した。ギリシャの10年債利回りは約半年ぶりに7%の大台を割り込み、英国の欧州連合(EU)離脱懸念の後退や世界的な株高の恩恵も受け、ユーロ圏の金融環境は明るかった。 もっとも債権団に大幅な債務減免を呼びかけるIMFと、強固に反対するドイツなどとの溝は埋まっていない。また追加融資枠が承認されたとはいえ、ギリシャの債務問題は危機直後からほとんど同じ道を辿っているだけである。昨年決まった第3弾支援によって実行された、1次融資のレビューはまだ完了していない。これまでの経緯から市場もそれなりの耐性を身につけてきているが、市場の雰囲気が明るいなかでリスクオンムードを後押しする材料になっていた可能性もあり、ギリシャ情勢が冷や水を浴びせる可能性には多少の警戒を払いたい。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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