2016/5/23-2016/5/27のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.1000-1.1500ドル

先週の総括と今週の展望

ドル円は反発力を見極め。米4月消費者物価指数(CPI)は前月比で+0.4%と、2013年2月以来の伸びを示した。食品とエネルギーを除くコアの前年比は6カ月連続で2%台を維持しており、物価の基調は上向きであるといえる。4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、市場の想定以上に6月利上げに前向きな姿勢が示されたことで、金利先物市場における6月の米利上げ織り込みは3割程度へ上昇した。12月時点で25bp以上の利上げを予想する向きは7割超へ拡大し、市場は少なくとも年内1回の利上げを視野に入れつつある。今週のドルは、英国の欧州連合(EU)離脱リスクの後退で急騰したポンド以外の主要通貨に対して強含んだ。米利上げ観測で株価が伸び悩むなか、米長期金利は2週間ぶりの水準まで上昇した。関連市場の流れにも変化が生じつつある。債券安(利回り上昇)のトレンドが明確になってくるようだと、株価の上値が重くてもリスク回避の円高は限定的となる可能性がある。 日本の1-3月期国内総生産(GDP)は、前期比+0.4%、年率換算で+1.7%となった。うるう年の影響を考慮すれば伸びは乏しいが、2四半期連続のマイナス成長は回避された。ただし過去1年は四半期ごとにプラスとマイナスの成長を繰り返す一進一退が続いており、熊本地震の影響も考慮すれば、4-6月期の動向は楽観視しづらい。 今週末からの主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議(仙台)に続き、26-27日には伊勢志摩サミットが開催される。今月初めに欧州を歴訪し、礎作りに務めた安倍首相の手腕が問われる。もっともオバマ米大統領は任期終了間近、キャメロン英首相は国民投票を控えて奔走中、トルドー・カナダ首相は就任直後であり、フランス・ドイツ・イタリアもギリシャや難民問題を抱えている。ドイツは事あるごとに、拡張的な財政政策には難色を示している。金融や為替政策、財政出動で、強力な国際協調は期待しにくい。当面の最大の焦点は今回のGDPや7月の参院選を踏まえ、安倍首相が消費増税の再延期を決定するかどうかである。 ユーロは下値に警戒。米利上げ観測の高まりや、英国民投票の不透明感後退で、ユーロはドルやポンドに対して売られやすい地合いが続いた。対ポンドでは3カ月ぶりのユーロ安を示現した。非商業筋のユーロ売り越しポジションは、約2年ぶりの水準まで縮小しており、ショートカバーにも一巡感がある。ドル高やポンド高の持続性次第だが、もう一段のユーロ安も視野に入れて置きたい。材料面では来週のユーロ圏財務相会合で、ギリシャの支援再開に向けた道筋が開ける可能性が浮上してきた。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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