2016/5/16-2016/5/20のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.1150-1.1650ドル

先週の総括と今週の展望

ドル円には反発継続の余地も。4月の米雇用統計では失業率が5.0%と前月から横ばいだった。前年比の賃金上昇率は+2.5%と、2009年以来の高水準を維持した。非農業部門雇用者数の増加は16.0万人にとどまったが、修正値ベースの3カ月平均はわずかだが20万人台を上回っている。引き続き米国の雇用環境は、金融当局者が比較的、楽観視できる状況にあるといえる。特に所得環境の改善が今後の米個人消費を下支えするとの期待は高く、製造業・非製造業の景況感がともに年明け以降の鈍化から持ち直している状況を考えれば、4-6月期の成長の伸びを過度に悲観する必要はなさそうだ。 4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に伝わった複数の地区連銀総裁の発言からは、英国民投票などのリスク要因を踏まえながらも、6月の米利上げ再開はありえるとの見解が優勢だった印象がある。ただし、慎重なFOMCが声明文で国内経済の判断を引き下げ、6月の利上げ実施の手掛かりを与えなかった状況を考慮すれば、利上げ期待が盛り上がる可能性は低い。 内閣府が発表した4月の街角景気ウォッチャー調査では、先行き判断DI・現状判断DIがともに、2014年11月以来の低水準へ鈍化した。円高や熊本地震の影響が如実に反映された結果だった。もっとも日銀が導入したマイナス金利の効果は実体経済面でまだ感じられないため、一段の金利引き下げを主軸にした追加緩和観測の盛り上がりが、円安を演出するとの期待は持ちづらい。 ドル円は回復する原油価格やグローバルな株式市場の動向に左右される展開が続くか。投機筋の円買い越しポジションは直近2週間で多少調整されたが、依然として過去最高水準を維持している。円売りの解消が続くなかで円買いの巻き戻しは不十分な印象があり、調整を交えてもう一段の戻りを試す可能性も視野に入れて置くべきだろう。18日に発表される4-6月期国内総生産(GDP)の1次速報値も確認したい。 ユーロは一進一退か。ユーロ圏では経済成長が緩やかだが続いており、年明け以降の景況感の落ち込みも限定的。一方でインフレは悲観的に低い水準での推移が続いている。エネルギー価格の反発が総合インフレに多少の影響を与えても、コアのインフレ率の伸びは当面抑制されたままだろう。金融政策に対する思惑は高まりにくく、英国民投票やギリシャ情勢などに関連した報道に反応しながらも、ユーロはテーマ性のある他通貨に影響を受けやすい状態が続きそうだ。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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