FX相場師による当日・週間為替予想

2016/1/25-2016/1/29のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

2016/1/25-2016/1/29のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

EUR/USD(ユーロ/米ドル) チャート/注文・ポジション状況

ユーロ/米ドルチャート(15分足)


Investing.com

今週のレンジ予想

1ユーロ=1.0650-1.1100

先週の総括と今週の展望

ドル円は底固めの可能性も。26-27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、昨年12月に続く利上げが実施されることはないだろう。今年、米連邦準備理事会(FRB)が4回程度の利上げを想定しているなかで、市場は、今回は当局が正常化の影響を見極めるイベントと捉えている。中国不安や原油安に端を発した年明け以降の市場の混乱や株価下落が、海外情勢を理由に利上げを見送った昨年9月の出来事を思い起こさせるかもしれない。ただ、過去の景気サイクルのなかで先行指標的な意味合いの強かった雇用データの改善が継続している以上、声明文でFRBの見通しが大きく弱気に傾く可能性はそれほど高くない。最近の米経済指標の弱さはドル高による交易条件の悪化と製造業の鈍化におおむね集約されており、堅調な労働環境を背景に内需の落ち込みも一時的との見通しが示されると思われる。次回3月の利上げに道が開かれる内容となれば、まだ3割程度と低水準な市場の利上げ織り込み度が修正されて、ドルが買われる展開も想定できる。 日銀金融政策決定会合(28-29日)も現状維持か。年明け以降も黒田日銀総裁は、現段階での追加緩和実施や当座預金の超過準備にかかる付利引き下げの可能性を否定している。もっとも今年から日銀会合は年8回に減少して次回までに6週間程度の時間が空くため、日銀が機動的に対応せざるを得ないとの思惑が生じている。展望レポートの中間評価で政策委員によるインフレ・成長の大勢見通しが下方修正を免れないイメージが共有されやすいなかで、追加緩和期待もそれなりに醸成されている。昨年1月のドル円のレンジ中央値は118円後半だったため、インフレに対する円安のベース効果もすでにはく落している。期待インフレ率の低下懸念で緩和見送りといった円買い戻しペースが加速するシナリオも警戒されるなかで、総裁会見の内容が注目される。 ユーロドルはレンジ脱却待ち。対ポンドで1年ぶりのユーロ高を示現するなど局所的な動意はあっても、足元の市場ではユーロ圏のファンダメンタルズに焦点が当たりにくい。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は3月の追加緩和実施を示唆したが、世界的に金融市場が混乱しているなかで預金ファシリティ金利の引き下げなどが抜群の効果を発揮する望みは薄い。月末のユーロ圏1月消費者物価指数などで域内に直接的な影響が波及していることが確認され、市場が資産買い入れ規模の拡大など一段の緩和措置を織り込むようになるまで、ユーロは引き続き市場のセンチメントに振らされやすいか。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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ポジション状況

:買いポジション件数 /:売りポジション件数

:買いポジション量 / :売りポジション量

今週のレンジ予想

1ユーロ=1.0650-1.1100

先週の総括と今週の展望

ドル円は底固めの可能性も。26-27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、昨年12月に続く利上げが実施されることはないだろう。今年、米連邦準備理事会(FRB)が4回程度の利上げを想定しているなかで、市場は、今回は当局が正常化の影響を見極めるイベントと捉えている。中国不安や原油安に端を発した年明け以降の市場の混乱や株価下落が、海外情勢を理由に利上げを見送った昨年9月の出来事を思い起こさせるかもしれない。ただ、過去の景気サイクルのなかで先行指標的な意味合いの強かった雇用データの改善が継続している以上、声明文でFRBの見通しが大きく弱気に傾く可能性はそれほど高くない。最近の米経済指標の弱さはドル高による交易条件の悪化と製造業の鈍化におおむね集約されており、堅調な労働環境を背景に内需の落ち込みも一時的との見通しが示されると思われる。次回3月の利上げに道が開かれる内容となれば、まだ3割程度と低水準な市場の利上げ織り込み度が修正されて、ドルが買われる展開も想定できる。 日銀金融政策決定会合(28-29日)も現状維持か。年明け以降も黒田日銀総裁は、現段階での追加緩和実施や当座預金の超過準備にかかる付利引き下げの可能性を否定している。もっとも今年から日銀会合は年8回に減少して次回までに6週間程度の時間が空くため、日銀が機動的に対応せざるを得ないとの思惑が生じている。展望レポートの中間評価で政策委員によるインフレ・成長の大勢見通しが下方修正を免れないイメージが共有されやすいなかで、追加緩和期待もそれなりに醸成されている。昨年1月のドル円のレンジ中央値は118円後半だったため、インフレに対する円安のベース効果もすでにはく落している。期待インフレ率の低下懸念で緩和見送りといった円買い戻しペースが加速するシナリオも警戒されるなかで、総裁会見の内容が注目される。 ユーロドルはレンジ脱却待ち。対ポンドで1年ぶりのユーロ高を示現するなど局所的な動意はあっても、足元の市場ではユーロ圏のファンダメンタルズに焦点が当たりにくい。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は3月の追加緩和実施を示唆したが、世界的に金融市場が混乱しているなかで預金ファシリティ金利の引き下げなどが抜群の効果を発揮する望みは薄い。月末のユーロ圏1月消費者物価指数などで域内に直接的な影響が波及していることが確認され、市場が資産買い入れ規模の拡大など一段の緩和措置を織り込むようになるまで、ユーロは引き続き市場のセンチメントに振らされやすいか。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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