FX相場師による当日・週間為替予想

2015/11/16-2015/11/20のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

2015/11/16-2015/11/20のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

今週のレンジ予想

1ユーロ=1.0500-1.1000ドル

先週の総括と今週の展望

ドルの下値は堅いか。米10月雇用統計は、就業者数の大幅な上振れ・失業率低下・平均賃金上昇と満額回答となった。12月の利上げ実施を認めざるをえない結果となり、金利先物市場における織り込み度も7割程度へ上昇した。次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)までに11月分の雇用統計も発表されるが、月末の感謝祭から始まる年末商戦を控えて季節的な上振れ要因も見込まれるため堅調さは続きそうだ。不完全雇用率(U-6)も、金融危機以降で初めて10%を割り込んだ。9月FOMCで公表されたメンバーの金利予測で、17名中13名が年内の利上げ開始を見込んでいたことを考えると、金融市場の混乱が再来しないかぎり、現段階では利上げが確実になったといえそう。 日本では来週、7-9月期の国内総生産(GDP)1次速報値が発表される。前期比年率ベースでほぼ横ばいが予想されている。日銀の展望レポートで成長見通しが引き下げられた経緯から、民間在庫投資のぶれによってはマイナス幅が広がり、リセッションが強く意識される可能性も考えられる。日銀の追加緩和期待は盛り上がりにくい状況だが、補正予算作成計画も伝わっており、政府サイドからの景気対策への思惑が高まることも想定しておきたい。18-19日の日銀会合後の総裁会見で、成長率に関する話題がメインとなる可能性は高い。米雇用統計後、123円半ばを頭に伸び悩んでいるドル円の短期的な動意材料となるか見極めたい。 ユーロの上値は引き続き限定的か。米国の年内利上げが確実視されており、必然的にユーロが下落したことはインフレの押し上げを目指す欧州中央銀行(ECB)にとっては思わぬ一助となった。もっとも、ドラギECB総裁が明示したことで、12月のECB理事会で何かしらの緩和策が導入されることは既定路線だろう。ただし規模や期間に関する見方は依然として分かれており、緩和に消極的な委員も一定数存在する。ユーロ安が進んだことで、理事会ではスケールに関する議論が白熱する可能性もある。ドル高地合いは鮮明だが英利上げ観測が後退したため、ユーロポンドでユーロ安の速度が鈍化している点にも警戒したい。想定されるオプションはいくつか存在するが、前回の理事会から約1カ月が経過するなかで、ユーロ一段安も背景に思惑に対する修正が入りやすくなる展開も念頭に置いておくべきか。テクニカル的にユーロドルは、8月以降の下降チャネルを下抜け、年初来安値となる1.04ドル台も見通せる状況となった。ただし速度調整や観測報道で反発する可能性は高まっており、戻り売りで対処か。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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