FX相場師による当日・週間為替予想

2015/07/06-2015/07/10のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

2015/07/06-2015/07/10のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

今週のレンジ予想

1ユーロ=1.080-1.140ドル

先週の総括と今週の展望

ギリシャ問題に対するユーロ/ドルの反応は一筋縄ではいかなそうだが、米利回りとドルの変動を通じたチャネルが短期的には大きそうだ。国民投票で債権者側の改革案に賛成多数となる場合には、Tsipras首相や緊縮財政反対派の勢力低下と、ECBによる短期的な流動性支援再開による銀行再開、および第3次金融支援に向かう可能性が高まり、ギリシャのユーロ圏離脱リスクの後退から、米利回りとドルの上昇と共に、ユーロ/ドルは下落しそうだ。他方、ドイツ10年債利回りの上昇と共にユーロが上昇する、というシナリオもあり得るが、最近はそうした動きはみられていない。なお賛成多数が僅差の場合には、Tsipras首相が居座るリスクが残り、市場ではあまり好感されないかもしれない。他方、反対多数となる場合、交渉決裂とギリシャのユーロ圏・EU離脱の可能性が高まり、当面の混乱の可能性を嫌気してリスク回避的な動きとなりそうで、米利回りとドルの低下圧力を受けてユーロ/ドルはむしろ上昇しそうだ。他方、ギリシャ、イタリア、スペインなどの周縁国債券利回りの上昇とドイツ利回りの低下(=対独スプレッドの拡大)、はユーロ安要因だが、こうした場合にはECBが債券購入プログラムの対象として周縁国債券に重点を置いたり、量的緩和の前倒し・拡大といった措置を取る可能性が逆に高まり、悪影響は和らげられそうだ(ECB追加緩和自体は、特にECBのバランスシート拡大に繋がる場合にはユーロ安要因だが)。
記事元:マネックス証券

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