2016/8/29-2016/9/2のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.1050-1.1450ドル

先週の総括と今週の展望

ドル円は方向感を見極め。今週はイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えた様子見ムードもあって、まさに「夏枯れ相場」と呼ぶにふさわしい展開だった。ダドリーNY連銀総裁に続き、先週末にはフィッシャーFRB副議長も年内利上げの可能性を示唆した。雇用環境は想定以上に強く、インフレは目標に近いとの認識を示し、週明けのドル円が一時的に上振れる一因となった。もっとも副議長は潜在成長率や生産性の低さにも言及している。一時的な現象との認識を示しているものの、短期間で複数回の利上げを主張するような印象は与えなかった。 ダドリー総裁やフィッシャー副議長によるタカ派寄りの発言は、イエレンFRB議長の講演に向けた地ならしとみる市場参加者も多い。一方でイエレン議長がこれまで、個人的な見解として金融政策で具体的な方向を示したことはない。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明や議事要旨の内容を踏襲する程度のトーンに終始すれば、市場の期待は冷や水を浴びせられる格好となるため警戒が必要だ。米国の金融政策が引き締め方向にあることを確認するイベントになりそうだが、FRBがドル高とそれに伴う弊害も警戒するなら、過度に前向きなメッセージが発せられる可能性はそれほど高くない。 仮に年内の利上げを強く支持するようなタカ派な内容になれば、株式や新興国市場がいたずらに刺激されてリスクオフムードに傾く可能性もある。ドル円はダブルボトムの形成が阻まれて下値が拡大することも想定しておきたい。イエレン議長の講演をこなすと、来週末には8月雇用統計が待ち構えている。直後の週末から米国は「レーバーデー」の三連休となる。本格的な秋相場に向けて、ドル円にトレンドが形成されるか見極めたい。 ユーロはドル次第の動向に。今週は対ポンドやオセアニア通貨を中心にユーロ高の調整が入ったが、引き続き主体性に乏しい推移が続きそうだ。8月のユーロ圏や域内各国の景況感指数(PMI)はまずまずの着地だった。英国の欧州連合(EU)離脱決定はユーロ圏のセンチメントに影響を与えたとはいえ、離脱交渉の開始が来年まで持ち越されるとの見通しのなかでは先行きをイメージしづらく、景況感に反映されにくいことも影響しているのではないか。景気減速懸念の高まりが回避されていることも背景に、9月の欧州中央銀行(ECB)理事会では追加緩和の実施が見送られるとの見方も浮上している。公表される物価や成長見通しに、英離脱の影響がどの程度まで織り込まれるかが焦点となりそうだ。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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