2016/8/15-2016/8/19のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

2016/8/15-2016/8/19のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

2016/8/15-2016/8/19のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

今週のレンジ予想

1ユーロ=1.0850-1.1450ドル

先週の総括と今週の展望

ドル円は新規材料待ちの展開か。米7月雇用統計では非農業部門雇用者数(NFP)が+25.5万人と、2カ月連続で節目の20万人を大きく上回った。直近3カ月の平均は、修正値ベースで+19万人程度まで増加した。米連邦準備理事会(FRB)が広範な労働指標をもとに算出する7月の労働市場情勢指数は今年になって初めて前月比でプラスとなり、米労働市場の改善傾向が息切れするとの警戒感は後退している。 一方で金利先物市場の動向から算出される12月までの米利上げ織り込み度は5割弱にとどまっている。弱い成長と抑制されたインフレの伸びが、年内の利上げ開始を見込む向きを依然として少数派に追いやっているようだ。一部の米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーが示唆するように、ドル高が複数回の利上げに相当する効果をもたらしているとの認識も無視できない。自分たちのタカ派な発言が、昨年末の利上げ以降に落ち着いたドル高を再燃させるような展開は避けたいとの思いも強いかもしれない。中立からハト派とされる委員が必要以上に利上げに言及する可能性は低いのではないか。 イングランド銀行(BOE)の大規模な緩和に加え、今月になって豪準備銀行(RBA)やNZ準備銀行(RBNZ)も政策金利を引き下げて緩和的な政策姿勢を強調した。欧州中央銀行(ECB)も持久戦の資産買い入れプログラム拡大を通じて、米国以外の先進国に追随する可能性が高い。時期が見通せないとはいえ、FRBの次の一手が引き締めである以上、ドルの下値がある程度支えられる状態は続くだろう。 来週も夏季休暇シーズンで市場参加者が限られるなか、15日には本邦の4-6月期国内総生産(GDP)1次速報値が発表される。前期比年率では+0.7%程度と、1-3月期の+1.9%から伸びが鈍化すると見込まれている。流動性が枯渇するなか、ドル円が局所的に荒い値動きを演じる可能性には警戒したい。ただ月末のイエレンFRB議長講演など、市場全体の動向を左右しそうな手掛かりを前に明確なトレンドは形成されにくいか。 ユーロは主体性に欠けた推移が継続か。動意を促す独自材料は乏しく、引き続きドルやポンドに影響を受ける時間帯が長くなりそうだ。英国の想定を上回る規模の資産買い入れ開始や、抑制された米利上げ期待を背景に先進国の長期金利は過去最低水準にある。独10年債利回りもマイナス圏に定着しているが、英国との金利差が急速に縮小して対ポンドでユーロをサポートしている。一方で米国との金利差は年明け以降ほぼ横ばいで、ユーロドルに明確なトレンドがなかったことを裏付けている。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

関連ページ

2016/8/1-2016/8/5のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想
FXの主要ペアにかかるFX相場について、週間の為替動向を予想します。週間予想では、予定されている各国の主要イベントを考慮し、1週間を通しての戦略をお伝えします。当サイト限定の情報もございます。
2016/8/8-2016/8/12のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想
FXの主要ペアにかかるFX相場について、週間の為替動向を予想します。週間予想では、予定されている各国の主要イベントを考慮し、1週間を通しての戦略をお伝えします。当サイト限定の情報もございます。
2016/8/22-2016/8/26のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想
FXの主要ペアにかかるFX相場について、週間の為替動向を予想します。週間予想では、予定されている各国の主要イベントを考慮し、1週間を通しての戦略をお伝えします。当サイト限定の情報もございます。
2016/8/29-2016/9/2のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想
FXの主要ペアにかかるFX相場について、週間の為替動向を予想します。週間予想では、予定されている各国の主要イベントを考慮し、1週間を通しての戦略をお伝えします。当サイト限定の情報もございます。

米ドル/円予想 ユーロ/円予想 ユーロ/米ドル予想 英ポンド/円予想 本日の経済指標 未執行注文状況