2016/8/8-2016/8/12のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.1000-1.1300ドル

先週の総括と今週の展望

ドル円は下値余地を見極め。政府は今週、事業規模28.1兆円の経済対策を閣議決定した。成長に直接効果がある国と地方の歳出(真水部分)は7.5兆円となり、4兆円超が秋の臨時国会で今年度の第2次補正予算として計上される予定となった。事前に安倍首相が示唆していたため、規模に関するサプライズはなかった。むしろ、真水の部分は想定に届かなかったとの声も聞かれた。 内閣府の試算では、経済対策で短期的な成長が1.3%程度押し上げられる。政府は日銀とともに政策を総動員して、アベノミクスを加速させることを再確認したと表明した。一方で黒田日銀総裁も政府の対策に呼応するように、一層の緩和的な金融環境を構築すると強調した。7月の日銀会合で明記された次回9月時点における政策の検証に関しては、物価目標達成を早期に実現させるためのものとして、一部で思惑のあった緩和拡大路線からの脱却を否定して市場の期待をつなぎとめた。ただ、7月にマイナス金利の深掘りや国債買い入れの増額を見送ったことで、日銀の3次元の金融政策には限界が近づいているとの観測も根強い。先行きの展望が描きにくく、国債市場はボラティリティを高めている。外貨資金調達環境の安定を目的とした米ドル特則の拡大も、ベーシススワップの縮小につながって国債価格の変動を助長し、為替市場で円が買われる要因になったとの指摘がある。次回会合に向けて早くも思惑に振らされており、海外勢の夏季休暇シーズンや本邦勢のお盆休み期間で流動性が乏しくなるなか、一段の値幅をともなった荒っぽい動きが生じる展開を警戒しておくべきだろう。 ドル相場は5日の米雇用統計が材料視されるが、就業者数の増加ペースはここ数年の平均的なトレンドを下回るものの、緩やかな雇用の改善が続いていると確認できる結果になるとの見方が優勢だ。むしろ直近2カ月のように、就業者数が市場の予想から大きく外れるような展開が懸念される。株式や商品市場の動向を通じて市場のセンチメントが悪化し、円高が加速する可能性もある。 ユーロは下値の堅い展開も。英国が利下げに舵を切ったことで、欧州中央銀行(ECB)も9月の会合で資産購入プログラムの設計に修正を加えて、さらなる緩和措置を講じる可能性がある。英国の欧州連合(EU)離脱に伴う不透明感はあるものの、物価・成長見通しは小幅な変更にとどまることも考えられる。国際通貨基金(IMF)が先日発表した見通しの改訂版では、ユーロ圏の今年の成長予想はわずかだが引き上げられた。今年に入り、米国も他の主要国と同様にドル安を選好する姿勢を明確にしている。ドル安地合いが継続すれば、短期的にユーロの下値は支えられそうだ。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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