2018/3/19-2018/3/23のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.2000-1.2500ドル

先週の総括と今週の展望

3月19日週の展望 ドル円は軟調推移か。トランプ大統領は対中強硬派のポンペオ氏を新国務長官に、クドロー氏を新国家経済会議(NEC)委員長に任命した。中国に対して対米貿易黒字を1000億ドル削減するように要求しており、米中貿易戦争への警戒感から軟調な推移が予想される。トランプ大統領が安倍首相に対して対日貿易赤字への懸念を表明したことも、対日貿易不均衡是正のため円高圧力がかかることへの警戒感を高めるか。20-21日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)では、貿易戦争がもたらす景気への悪影響から、予想されている追加利上げが見送られる可能性が高まっていることもドル売り材料となる。森友文書問題でのリスクシナリオは、麻生財務相が辞任に追い込まれることである。安倍政権の屋台骨が失われると、アベノミクスによる株高・円安のシナリオが後退する可能性が高まる。麻生財務相が19-20日のG20財務相・中央銀行総裁会議を欠席することで森友文書問題の深刻さが警戒されており、アベグジット(ABEXIT:安倍首相の退陣)への警戒感が高まりつつある。 ドル円の買い材料としては、好調な米国経済、今年のFOMCで3-4回程度の利上げが見込まれていること、朝鮮半島の地政学リスクの後退などが挙げられる。ドル円は、日銀短観12月調査での大企業・製造業の2017年度の想定為替レート110.18円(※下期の想定為替レート109.66円)を下回っている限り、3月期末の企業決算への警戒感が高まり、資金の本国還流(レパトリエーション)も強まることが予想されるため、上値が重い展開が予想される。 ユーロドルは伸び悩む展開か。G20会議では、米国のドル安誘導や保護貿易主義への批判が予想されている。欧米間の貿易戦争への警戒感が高まっており、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁のユーロ高けん制圧力が強まる可能性が高まりつつある。第4次メルケル政権は「敗者の連立」と揶揄されレームダック化が懸念されており、マクロン仏大統領との欧州連合(EU)改革の推進に暗雲が漂っている。イタリア議会はハングパーラメントの様相を呈しており、反EU政権が樹立される可能性が高まっている。欧州とロシアの対立が深刻化していることもユーロの上値を抑える要因となる。ユーロ円は、イタリアの政局混迷懸念、貿易戦争への警戒感、森友政局への警戒感から伸び悩む展開か。3月12日週の回顧 トランプ大統領は関税賦課で鉄鋼産業が中心のペンシルバニア州を支援したが、下院補選では共和党候補が敗れた。ティラーソン国務長官が解任され対中強硬派のポンペオ中央情報局(CIA)長官が任命され、コーンNEC委員長の後任にも同じく対中強硬派のクドロー氏が任命されたことで、ドル円は107.29円から105.79円まで下落した。ユーロドルは、欧州とロシアとの対立、ドラギECB総裁のユーロ高けん制、イタリアのハングパーラメントへの警戒感で、1.2413ドルから反落した。ユーロ円は、貿易戦争への警戒感から、132.43円から130.29円まで下落した。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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