2018/2/12-2018/2/16のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.1900-1.2400ドル

先週の総括と今週の展望

2月12日週の展望 ドル円は伸び悩む展開か。15日の米国債償還・利払いで資金が日本に還流(レパトリエーション)し、上値が重くなる展開を予想する。米国の対日貿易赤字が増大していることで、トランプ政権による対日貿易不均衡是正の圧力が強まるとの見方も上値を抑える要因となる。トランプ政権は11月の米議会中間選挙に向けて、貿易不均衡是正の強化、緊急輸入制限(セーフガード)発動、ドル安誘導などを実施することが警戒される。2018年度暫定予算のつなぎ予算は3月23日まで先送りされたものの、3月には債務上限引き上げ問題が再浮上してくることで、3月20-21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測などと絡んで、予断を許さない金融・財政状況が続く。ドル円は、日銀短観12月調査での大企業・製造業の2017年度想定為替レート110.18円(下期の想定為替レートは109.66円)を下回っている限り、15日の米国債償還・利払いでの資金の本国還流なども重なり、3月期末決算に向けて上値が重い展開が予想される。 足元の市場の混乱は、2日に発表された米1月の平均時給の大幅上昇(前年比+2.9%)をきっかけとする恐怖指数(VIX)のショートカバーが原因とされているが、天候要因だったことで、1月の消費者物価指数、生産者物価指数が注目される。 ユーロドルは伸び悩む展開を予想する。ムニューシン米財務長官のドル安歓迎発言を受けたユーロの上昇に対して、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は「不確実性の源」とけん制して不快感を示した。さらに、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「米財務省は意図的にドルに圧力をかけており、ドル安を維持することを望んでいる」とけん制しており、欧米の通貨戦争への警戒感が高まっている。メルケル独首相が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社会民主党(SPD)の大連立協議が合意したものの、「敗者の連立」と揶揄されていることでSPD内部の支持を得られるか否かも要注目。3月のイタリア総選挙やスペインのカタルーニャ州独立を巡る混迷もユーロの上値を抑える要因となる。ユーロ円は、欧州の政局混迷懸念、日銀のテーパリング(国債買い入れ規模の縮小)観測やECBのフォワードガイダンス見直し先送り観測で上値は限定的か。2月5日週の回顧 ドル円は、5日のNY株式市場が過去最大の下落幅を記録し、日経平均株価も大幅安となったことで、110.29円から108.46円まで下落した。しかし、米10年債利回りが2.85%台まで上昇し、ムニューシン米財務長官が長期的には強いドルが望ましいと発言、黒田日銀総裁がテーパリング観測を打ち消したことで下げ渋る展開となった。ユーロドルは、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が米財務省のドル安誘導をけん制したことで、1.2475ドルから1.2212ドルまで下落したものの、ドイツの大連立協議が合意したことで下げ渋る展開となった。ユーロ円は、世界的な株安を受けたリスク回避の円買いや、ユーロドルの下落に連れ安となり、137.29円から132.94円まで下落した。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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