2017/10/16-2017/10/20のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.1500-1.2000ドル

先週の総括と今週の展望

10月16日週の展望 ドル円は伸び悩むか。ドル円は、衆議院議員選挙での与党の勝利、日米金融政策の乖離、トランプ政権の税制改革への期待感から下げ渋る展開だが、朝鮮半島を巡る地政学リスクが払しょくされない限り上値は限定的と予想する。10月中旬に米財務省が為替報告書を発表し、16日に第2回日米経済対話が開かれる。18日に第19回共産党大会が開幕し、22日には衆議院議員選挙の投開票が行われる。為替報告書や日米経済対話では、日米貿易不均衡是正に向けて円高圧力が強まる可能性がある。 北朝鮮が、18日に開幕する中国共産党大会の前後に太平洋上で水爆実験を強行し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射する可能性がある。北朝鮮が警告通りに強行した場合、マティス米国防長官は軍事行動を示唆している。朝鮮半島で軍事衝突が始まるなら円買い要因となる。22日の衆議院議員選挙では予想通りに与党が勝利すれば、アベノミクスの継続から株高・円安要因となる。リスクシナリオは、与党が惨敗して安倍首相が退陣に追い込まれるケースである。 10月中に決定される予定の次期米連邦準備理事会(FRB)議長人事では、「ハード・マネー・ホーク」のウォルシュ元FRB理事ならばドル買い要因、ハト派のパウエルFRB理事、コーン米国家経済会議(NEC)委員長、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁ならばドル売り要因、イエレンFRB議長の留任ならば中立要因となる。 ユーロドルは伸び悩む展開を予想する。スペインのラホイ首相は、カタルーニャ州自治政府に対して公式に独立宣言をしたのか16日までに回答を求めている。カタルーニャ自治州首相は対話を模索すると述べたものの、予断を許さない状況は続く。26日の欧州中央銀行(ECB)理事会でのテーパリング表明が示唆されているが、期間再延長の選択肢が残されている。ドラギECB総裁が資産買入終了後も低金利政策維持を示唆していること、ECB高官がインフレ抑制や景況感悪化につながるユーロ高に対する警戒感を示していることも上値を抑える要因。ユーロ円は、衆議院議員選挙での与党勝利観測や日欧金融政策の乖離は買い材料だが、ECBが資産買入期間を延長する可能性があること、スペインのカタルーニャ州独立問題、朝鮮半島情勢を巡るリスク回避の円買いなどで上値は限定的か。10月9日週の回顧 北朝鮮が10日の朝鮮労働党創建72周年記念日から18日の中国共産党大会にかけて、太平洋上で水爆実験やICBM発射を強行するのではないかとの警戒感が高まったことで、地政学リスク回避の円買い圧力が強まった。ドル円は112.83円から111.99円まで下落した。ユーロドルは上昇。スペインのカタルーニャ州が独立宣言を延期したこと、26日のECB理事会で資産購入プログラム終了が表明される可能性が高まったこと、ドイツの連立政権協議が進展する可能性などから、1.1718ドルから1.1880ドルまで上昇した。しかし、ドラギECB総裁が低金利政策の維持を表明したことで上値は限定的だった。ユーロ円は、131.87円から133.50円まで上昇した。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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