2017/8/28-2017/9/1のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.1500-1.2000ドル

先週の総括と今週の展望

8月28日週の展望 ドル円は弱含む展開を予想する。トランプ政権の内憂外患、経済政策遂行能力への懐疑的な見方が上値を抑えるか。 内憂としての売り材料は、トランプ政権と米議会との関係が悪化していることで、9月末が期限とされている債務上限引き上げが難航する懸念が高まっている。米国議会は、政府機関の閉鎖を回避するためには、9月末の年度末に向けて、歳出法案と債務上限引き上げ法案を可決しなければならない。しかし、トランプ大統領がメキシコ国境の壁建造予算を盛り込まなければ歳出法案に拒否権を行使し、政府機関の閉鎖も辞さない意向を示したことで、債務上限引き上げ問題で米国債が格下げされ、株安・ドル安に見舞われた2011年8月の相場が再現されることへの警戒感が浮上している。 外患としての売り材料は、朝鮮半島情勢への警戒感が挙げられる。朝鮮半島では、米韓合同軍事演習が21日から31日まで実施される。北朝鮮がグアム島周辺海域へミサイルを発射するリスクが懸念されており、地政学リスクを意識した円買い圧力がドル円の上値を抑えている。31日に米韓合同軍事演習が終了しても9月9日の北朝鮮の建国記念日に向けて予断を許さない状況が続くことになる。もし、北朝鮮がミサイルを発射し、韓国、日本、米国が迎撃した場合、朝鮮半島での軍事衝突の可能性が高まり有事の円買いとなりやすい。 ドル買い材料としては、朝鮮半島を巡る緊迫感が緩和された場合、日米の金融政策の乖離観測などが挙げられる。米国の7月のインフレ率や8月の雇用統計なども、米連邦公開市場委員会(FOMC)のバランスシート正常化プログラムの開始が9月なのか、10月以降なのかを判断する材料となる。ユーロドルは伸び悩む展開を予想する。9月の欧州中央銀行(ECB)理事会でテーパリングが表明される可能性が高まっているものの、ユーロ圏の8月インフレ率が鈍化した場合は、10月以降に先送りされることも考えられる。7月のECB理事会でユーロ高への警戒感が示されたことで、ユーロ上昇に対して口先介入が行われる可能性もある。9月24日のドイツ総選挙にまつわる政治的な不透明感もユーロの上値を抑える要因になりうる。ユーロ円は、日欧金融政策の乖離から底堅い展開が予想されるものの、ユーロ高けん制や朝鮮半島情勢を巡るリスク回避の円買い、トランプ大統領のロシアゲート疑惑、トランプ政権の経済政策遂行能力への懸念などで上値は限定的か。8月21日週の回顧 ドル円は、トランプ政権による税制改革に関する方針に前進が見られるとの報道を受けて、108.64円から109.83円まで上昇した。しかし、トランプ大統領がメキシコとの国境に壁をつくる予算確保のためなら、債務上限の引き上げが遅れて政府機関が閉鎖されるのも辞さないと述べたことで108.85円まで反落した。ユーロドルは、ハンソン・エストニア中銀総裁がユーロ高は懸念材料ではないと述べたことで1.1731ドルから1.1828ドルまで上昇。ユーロ円も、127.84円から129.18円まで上昇した。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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