2017/7/17-2017/7/21のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.1000-1.1500ドル

先週の総括と今週の展望

7月17日週の展望 ドル円は伸び悩む展開を予想する。買い要因として、指値オペの実施で緩和スタンスの継続を示唆した日銀と出口戦略に向かう米連邦準備理事会(FRB)との金融政策の乖離が挙げられる。しかし、イエレンFRB議長のハト派的な議会証言で、年内追加利上げの可能性が低下したため、ドル買い圧力はやや後退した。イエレンFRB議長は、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でのバランスシート正常化プログラム開始を示唆したものの、インフレ鈍化への懸念を表明した。イエレンFRB議長がインフレの不確実性への警戒感を示したことで、12月FOMCでの追加利上げの可能性が低下した。市場は今月25-26日のFOMCでバランスシート正常化プログラムが開始されると予想していたが、その可能性が低下したことでドル買い圧力が後退した。トランプ大統領の長男を巡る問題でロシアゲート疑惑が再燃したことで、米議会でのトランプ政権の財政出動策の採決がさらに先送りされる可能性が高まったことも、ドル売り要因となる。また、米中の貿易不均衡是正に向けた「100日計画」が期限を迎えたことで、トランプ政権が日本と中国に対して貿易不均衡是正圧力を強める可能性が高まっていることもドル売りにつながる。大陸間弾道ミサイル発射を断行した北朝鮮や中東の地政学リスクへの警戒感も、ドル円の上値を抑えるか。 ユーロドルは伸び悩む展開を予想する。6月8日の欧州中央銀行(ECB)理事会では、追加利下げに関する文言が削除されて追加緩和に前向きな姿勢から中立姿勢に修正された。大規模な刺激策を維持すると表明したが、議事録では緩和文言の削除が協議されたことが判明した。9月7日のECB理事会で緩和文言が削除され、2018年からテーパリングが開始されると報道されたことで、ユーロドルは下げ渋る展開が予想される。しかし、ユーロ圏は、ドイツやイタリアの総選挙という政治的な不確実性を抱えていること、ユーロの行き過ぎた上昇はディスインフレにつながることから、当面は上値が重い展開が予想される。ユーロ円は、日銀とECBの金融政策の乖離から堅調に推移しているものの、トランプ大統領のロシアゲート疑惑、日米貿易不均衡是正圧力、地政学リスク回避の円買いが上値を抑える展開を予想する。7月10日週の回顧 ドル円は、日銀と欧米英加の中央銀行との金融政策の乖離、ロシアによる米外交官国外退去を受けた有事のドル買いなどで114.49円まで上昇した。その後は、トランプ大統領の長男を巡りロシアゲート疑惑が再び台頭したことに加え、ハト派的なイエレンFRB議長の議会証言を受けて112.86円まで反落した。ユーロドルは、7月20日のECB理事会で緩和文言が削除されるとの見方が広まったことで、1.1480ドルまで上昇したものの、ビルロワドガロー仏中銀総裁が金融政策の変更は秋頃と発言したことで、1.1371ドルまで反落した。ユーロ円は130.77円まで上昇した後、ドル円の下落に連れ安となり128.50円まで反落した。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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