2017/7/10-2017/7/14のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.1000-1.1500ドル

先週の総括と今週の展望

7月10日週の展望 ドル円は伸び悩む展開を予想する。米中は4月以降、貿易不均衡是正に向けた「100日計画」で協議を重ねてきたが、16日に期限を迎える。土壇場で交渉が大きく進展する可能性は低く、トランプ政権が日本と中国に対して貿易不均衡是正圧力を強めるか。6月13-14日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、バランスシート縮小の開始時期を巡ってFOMCメンバー間で意見が分かれていたことが判明した。インフレの鈍化を一時的なノイズと一蹴してきたイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長による12日と13日の議会証言に注目が集まる。イエレンFRB議長が他の主要中銀総裁のようなタカ派発言を繰り返した場合、9月19-20日のFOMCで予想されているバランスシートの正常化プログラムが、今月25-26日のFOMCに前倒しされる可能性が高まる。 しかし、米議会におけるトランプ政権の財政出動策(大規模な税制改革案・インフラ投資)の採決は夏休み以降に先送りされている。モラー特別検察官によるロシアゲート疑惑への調査が進んでいることもあり、ドル円の上値は限定的か。トランプ政権のレッドラインを踏み越えて大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を断行した北朝鮮や、サウジアラビアからの最後通牒を拒絶したカタールを巡る地政学リスクへの警戒感も、ドル円の上値を抑える要因となる。 ユーロドルは伸び悩む展開を予想する。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、景気回復に対応して金融緩和政策を調整する可能性に言及したものの、当面は緩和的な政策を継続する必要性を強調している。6月8日のECB理事会では緩和文言の削除が協議されたものの、7月20日のECB理事会に向けて緩和文言の削除を巡る見解が統一されていないと報じられている。ユーロの行き過ぎた上昇は、ユーロ圏の景況感悪化、交易条件悪化、ディスインフレにつながるため、ECBがユーロ高をけん制するか要注意である。 ユーロ円は、ECBの出口戦略を先取りして堅調に推移しているものの、当局によるユーロ高けん制発言への警戒、トランプ大統領のロシアゲート疑惑、日米貿易不均衡是正圧力、中東や朝鮮半島を巡る地政学リスク回避の円買いなどが上値を抑える展開を予想する。7月3日週の回顧 ドル円は、7月4日の米国独立記念日に、北朝鮮がICBMの発射を断行し、トランプ政権が設定したレッドラインを踏み越えたことで111.91円まで下落後、米10年債利回りが2.38%まで上昇し、日銀の指し値オペを受けて113.85円まで上昇した。しかし、FOMC議事要旨で、バランスシート縮小の開始時期を巡りメンバー間の意見が分かれていたことが分かり、伸び悩む展開となった。ユーロドルは、7月20日のECB理事会では緩和文言を削除するか見解が分かれるとの報道で、1.1427ドルから1.1313ドルまで下落した後、6月8日分のECB理事会議事要旨で緩和文言の削除が検討されたことが判明し、1.1427ドルまで反発した。ユーロ円は日欧金融政策かい離で、127.83円から130.01円まで上昇した。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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