2017/5/1-2017/5/5のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ= 1.0500-1.1000ドル

先週の総括と今週の展望

5月1日週の展望 ドル円は伸び悩む展開を予想する。米韓合同軍事演習が終了する4月30日から韓国大統領選挙が行われる5月9日までが、米軍による北朝鮮に対する軍事行動のタイムリミットと警戒されている。トランプ政権は朝鮮半島の非核化を目指しており、北朝鮮に対して核開発の停止と長距離ミサイル発射の停止を求めている。北朝鮮は核兵器の保有を最大の安全保障と位置付けていることから、核開発の停止は米国の圧力に屈した形となる。経済制裁と軍事制裁との間の妥協点を模索しながら、米朝のチキンゲームが続くことになろう。米議会では、5月5日まで延長された暫定予算案や債務上限問題に関する審議が行われるが、難航した場合は連邦政府機関が閉鎖される可能性が高まる。超党派の非営利団体「責任ある連邦予算委員会(CRFB)」は、トランプ政権の税制改革を実施すると2027年までの10年間で5.5兆ドルの税収減となり、政府債務が7兆ドル程度増加すると試算している。財政規律を求める米議会での審議が難航することが懸念される。一方、北朝鮮への圧力が経済制裁にシフトした場合や、米議会で税制改革案の審議が順調に進んだ場合にはドル買いが進みやすくなろう。本邦機関投資家による新年度入りの新規外債投資が、ドル買いに拍車をかける可能性も高まることになる。 ユーロドルは動意に乏しい展開を予想する。5月7日のフランス大統領選挙の決選投票では、マクロン前仏経済相の優勢が予想されている。しかし、昨年の英国民投票や米大統領選挙のように世論調査や事前予想とは逆の結果になった例があるため、投票が終了するまでは予断を許さない状況が続こう。欧州での地政学リスクの高まりやギリシャの追加支援協議への警戒感もユーロ売り材料となる。しかし、6月の欧州中央銀行(ECB)理事会で量的金融緩和策の縮小(テーパリング)が協議されるとの憶測が広がっているため、ユーロの下値は限定的か。ユーロ円は、日米貿易不均衡是正圧力やフランス大統領選挙決選投票への警戒感、欧州、中東、朝鮮半島を巡る地政学リスク回避の円買いなどが上値を抑える展開を予想する。4月24日週の回顧 ドル円は、フランス大統領選挙(第1回投票)でフランスの政治リスクへの警戒感が後退したこと、朝鮮半島情勢を巡る地政学リスクが後退したこと、トランプ政権の税制改革案への期待感が高まったことで、109.60円から111.78円まで上昇した。5月7日のフランス大統領選挙の決選投票では、マクロン前仏経済相がルペン仏国民戦線党首に対して優勢と伝えられたことで、フランスの政治リスクへの警戒感は後退した。さらに、北朝鮮の朝鮮人民軍創建85周年でも核実験やミサイル発射が見送られたことで、朝鮮半島の地政学リスクが後退した。ユーロドルは、フランスの政治リスクの後退や6月のECB理事会で金融緩和の解除が協議されるとの観測が高まったことで、1.08ドル台から1.09ドル半ばまで上昇した。ユーロ円は、フランスの政治リスクと朝鮮半島の地政学リスクへの警戒感が後退したことで、118円台から121円台まで上昇した。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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