2017/1/30-2017/2/3のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.0350-1.0850ドル

先週の総括と今週の展望

ドル円は弱含みを予想する。ドル円は、トランプ米政権が保護貿易主義の観点から貿易不均衡是正のためのドル安政策を打ち出す可能性が高いことで弱含みか。トランプ米大統領は、貿易不均衡是正のために、最大の対米貿易黒字国である中国の人民元に対して「ドルは強すぎる」と苦言を呈した。ムニューチン次期米財務長官も「過度に強いドルは短期的にマイナス」とドル高をけん制しており、米政権がドル高を望んでいないこと、貿易不均衡是正のためにドル安政策を打ち出す可能性が高いことで示唆された。次期米財務長官は、「中国の人民元売り・ドル買い介入の慣行による米中貿易への影響を分析する」と述べており、米中通商戦争が勃発する可能性が高まりつつある。米大統領は、対日貿易赤字、特に日本車の対米輸出に関して苦言を呈しており、日本の12月の対米貿易黒字、自動車輸出が増加していたことで、中国人民元だけでなく円に対しても円高圧力が強まる可能性に警戒することになる。1月31日-2月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、景気刺激策となる大統領令を受けて、3回程度の利上げが整合的なのか、バランスシートの正常化の時期、高圧経済政策などに関する協議に注目することになる。 ユーロドルは弱含みを予想する。イタリアの憲法裁判所は、選挙で得票率が40%に達した政党に過半数の議席を与える「ボーナス制度」は容認したものの、40%に届く政党が出なかった場合に決選投票で過半数を得る政党を決める仕組みは認められない、との判断を下した。このため、イタリアのポピュリスト政党である「五つ星運動」が政権を獲得する可能性は低下した。しかしながら、今後、選挙制度を巡り与野党の攻防が警戒されていることで、政局混迷懸念がユーロの上値を抑えることになる。また、フランス大統領選の有力候補であるフィヨン元首相のスキャンダルを受けて、ポピュリスト政党の国民戦線(FN)のルペン党首が躍進する可能性もユーロ売り要因となる。ユーロ円は、米政権が保護貿易主義の観点から対米貿易黒字国の円に圧力を強める可能性があることで、ユーロ安・円高推移が想定される。1月23日週の回顧 ドル円は、112.53円まで下落後、115円台まで反発した。ドル円は、ムニューチン次期米財務長官が「過度に強いドルは短期的にマイナス」と発言したことで112.53円まで下落した。しかし、ダウ平均が20000ドル台まで上昇し、日経平均株価も19000円台を回復したことでリスク選好地合いが強まり、日銀の国債買い入れ増額を受けて115円台まで反発した。ユーロドルは、イタリア憲法裁判所が比例代表制に基づく新たな選挙制度導入の判断を下し、ポピュリスト政党の五つ星運動が政権を獲得する可能性が低下したことで、1.07ドル後半まで上昇した。しかしながら、イタリアの政局混迷懸念は払拭されないことで上値は限定的だった。ユーロ円は、トランプ米政権の貿易不均衡是正への警戒感から122円台で伸び悩む展開となった。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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