2016/11/14-2016/11/18のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.0650-1.1000ドル

先週の総括と今週の展望

全世界が注目した米大統領選を共和党のトランプ氏が制した。同日に行われた上下両院でも共和党が過半数を得ており、ねじれが解消されている。下馬評ではクリントン氏が優勢とされていたが、現実は違った。 トランプ次期大統領は選挙期間中のように好き勝手に発言できなくなり、現実的な路線へと舵を切っていくだろう。実行される外交・財政政策が示されるのはこれからである。公約どおりの減税が行えるのか、保護主義に染まるのか、まだ何もわからない。来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測は維持されているものの、次元の異なる不透明感のなかで決定を下さなければならなくなったことは事実である。 イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は投資家よりも不確実性やリスクに敏感である。従来の見通しがぐらつくなら、なんの迷いもなくブレーキを踏む。今年最後のFOMCに向けて利上げを織り込ませる対話が続けられていたが、市場参加者の見通しに反して今回も利上げが見送られる可能性が高まっている。来月のFOMCまでにトランプ次期大統領の現実的な方針の一端が示されるかもしれないが、ほぼ暗中模索のなかで政策金利の変更の是非を検討しなければならない。 トランプ氏はイエレンFRB議長を再任しないと発言している。イエレンFRB議長の任期は2018年2月であり、この発言に偽りがないとなれば、そう遠くない時期に新たなFRB議長を探す作業が始まる。不透明感だらけであり、このような環境下でイエレン議長が利上げに踏み切るなら、金融市場は驚きと困惑に包まれることになる。市場予想通りになってもサプライズは起こりうる。 FedWatchによると、10日時点で12月の利上げ確率は81%となっており、米大統領選の結果を受けても利上げ観測に変化はない。利上げの有無を巡って、来月のFOMCで余計なボラティリティを高めないようにするには対話が必要である。イエレンFRB議長が17日に合同経済委員会で証言する予定であり、注目される。 米国債市場では、ブレーク・イーブン・インフレ率(BIE)が急上昇している。新たな政権下で、インフレ率の伸びが加速すると警戒されており、ドル相場にはっきりとしたテーマ性を与えている。17日に発表される米消費者物価指数(CPI)がさらに加速するなら、米金融政策見通しはともかく、対円・対ユーロでドルは一段高となりそうだ。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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