2016/11/7-2016/11/11のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.0850-1.1350ドル

先週の総括と今週の展望

ドル円は値幅を伴って推移するか。「嫌われ者同士の対決」と揶揄された米大統領選挙が8日(日本時間9日)にようやく決着を迎える。支持率でリードしていたクリントン民主党候補が国務長官時代に私的メールを使用していた問題で、米連邦捜査局(FBI)が再調査に乗り出した。両者の支持率は直前になって再びきっ抗、一部の世論調査では女性軽視発言で墓穴を掘ったトランプ共和党候補がリードするなど混戦を極めている。仮にどちらが大統領に就任しても、ドル高を選好するようなスタンスでないことは一致している。ただ政治経験がなく、外交面も含めて過激な発言が物議を醸してきたトランプ氏の勝利となると、短期的に金融市場が混乱することは必至だろう。クリントン氏優勢でコンセンサスを形成してきたマーケットにとっては、大勢が判明するまで警戒感に包まれた神経質な展開とならざるを得ない。テールリスクだったトランプ氏の勝利が杞憂に終わり、市場が落ち着くなかで12月の米利上げが改めて俎上に載るなら、ドルは底堅さを取り戻していくか。 米連邦公開市場委員会(FOMC)ではフェデラル・ファンド(FF)レートの誘導目標レンジが据え置かれた。利上げを主張したメンバーは2名と9月の3名から減少したが、見通し公表やイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の会見がない谷間の会合を考慮しての判断だろう。FOMCとしては、12月利上げの素地は整った。大統領選挙の結果次第だが、波乱がなければマーケットも利上げ実施を見通している。4日の米10月雇用統計も、労働市場の改善継続を確認する程度のイベントとなりそうだ。 日銀も金融政策の現状維持を決定した。展望レポートでは予想通りに物価の見通しを下方修正して、2%の目標が達成される予測時期を後ずれさせた。日銀が資産買い入れ額の断続的な拡大やマイナス金利の適用、金利操作など様々な政策を導入してきたなかで、円相場がこれほどまでに無反応だったのは恐らく初めてだったと思われる。11月の買い入れ方針も前月から引き継がれ、黒田総裁の会見も無風で通過した。日銀会合が金融市場を賑わせる展開は、当面、回避されることになるか。 ユーロはドルの方向次第。今週はドル安がユーロを押し上げる格好となったが、来週も米大統領選挙の結果を踏まえた動向に影響を受けることになるだろう。域内の国債利回りの動向や次回の欧州中央銀行(ECB)理事会で不可避とされる金融政策に対する判断、イタリアでレンツィ首相が自らの進退を賭けて行う憲法改正の是非を問う国民投票など、それなりに注目されそうな情勢やイベントもテーマとして台頭しにくいだろう。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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