2016/10/24-2016/10/28のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.0800-1.1300ドル

先週の総括と今週の展望

ドル円はレンジ推移が濃厚か。イエレン議長やフィッシャー副議長など、米連邦準備理事会(FRB)主要メンバーの最近の金融政策に関する発言は長期的視野に立ったものがメインで、近い将来の利上げ観測を刺激するような内容は乏しかった。ただフィッシャー副議長は低金利下での政策運営の難しさを主張して、財政政策の重要性を強調。米財務省の為替報告書と同様に、先進国は中央銀行による過度な金融政策に依存するより、財政政策に比重を置くべきとの見解のようだ。緩やかな利上げを望んでいるような印象を与えた。 米9月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.3%と伸びが加速した。変動の激しいエネルギーや食品を除いたコアCPIの前年比は+2.2%と市場の想定を下回ったが、昨年12月以降は2%の大台を上回る伸びを維持している。先週発表された生産者物価指数(PPI)や輸入物価指数は全体的に上向いた。川上の物価指標の上昇は過去1年間のドル相場が、比較的安定していたことも影響している。 円やポンド、一部の新興国通貨を除いて、昨年10月以降の主要通貨に対するドルの騰落率はまちまちで推移した。最近はドル高傾向が多少目立っているものの、利上げを意識してドルに資金が一極集中する展開は回避できている。10月以降の米債利回りの上昇は米利上げ観測の高まりだけではなく、欧州の動向を反映したドイツ国債や英国債の影響も受けているため、利回りスプレッドに極端な動きはない。 ここまで市場は過度なストレスを感じることなく、12月の米利上げを織り込んだ。ドル円の一段高には、さらなる材料が必要となるだろう。 ユーロは方向感に乏しい推移か。欧州中央銀行(ECB)は主要政策金利と、資産買い入れプログラム(QE)の規模や実施期限を据え置いた。前回の会合でドラギ総裁がプログラムの円滑な実施を確実にするための選択肢を検討するよう作業部会に指示したと明かしていたが、今回は制度上の変更も見送られた。総裁はQEの期限延長と、観測報道でわずかに意識された買い入れ規模の縮小のどちらも議論がなかったとし、12月に見直しを実施することを示唆した。 緩和縮小への警戒感が後退し、域内の債券に投資妙味が増す可能性がある。ただ金融機関の収益悪化懸念からECBはマイナス金利の深掘りに慎重で、利回りの低下余地は限られそうだ。一方で緩やかな改善傾向にあるとはいえ、域内の物価上昇圧力は弱く、インフレ期待が高まる気配も一向にない。今年のこれまでのユーロドルの値幅は1999年の発足以来最小で、値動きのイメージはひときわ湧きにくい。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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