2016/10/10-2016/10/14のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.0950-1.1450ドル

先週の総括と今週の展望

ドル円は上値を見極め。今週、ドル円は三角もち合いを上方にブレイクして104円台を回復。1カ月ぶりの高値をつけた。年明け以降、上値を抑えてきた90日移動平均線や日足一目均衡表・雲の上限を明確に攻略した。欧州の金融機関に対する不安や、トランプ・ショックへの警戒感の後退は、金融市場に安心感をもたらした。 ISMが発表した企業景況感は、製造業・非製造業ともに市場予想を上回り、前月から大幅に改善した。内訳の雇用指数や新規受注は総じて上昇しており、タカ派な米地区連銀総裁らの発言も後押しに12月利上げ期待が高まっている。先月末に発表された通貨先物市場における非商業筋の円買い越しポジションは、過去最高を記録した4月以来の水準まで増加した。年内の米利上げが現実味を帯びてきたこと、金融市場のリスク回避ムードの後退や原油高がドル円やクロス円のショートカバーを急がせたことは想像に難くない。ドル円のここからの上値余地は、新たなドル高・円安材料がテーマとして浮上するかどうかにかかっている。 こうした点からも、7日の米9月雇用統計には注目が集まる。17万人程度の増加と控えめな非農業部門雇用者数の市場予想からは、イベントに対するハードルの高さは感じさせない。一方で労働市場における需給の引き締まりが意識されて、平均時給の伸びは上向くことが見込まれている。来週は雇用統計の結果をそしゃくして、ドル円の伸びしろを推し量る展開となるか。 ユーロは20日の欧州中央銀行(ECB)理事会待ちに。4日に一部通信社が中銀関係者の話として、ECBが資産買い入れ(QE)プログラムの規模縮小(テーパリング)の必要性で、コンセンサスの形成に近づいていると報じた。経済見通し次第だが、来年3月の終了時期を迎える前に毎月100億ユーロ程度の規模で買い入れ額を縮小させる可能性が出てきた。市場参加者の多くがQEの期限が延長されると想定していただけに、久しぶりのユーロ独自の材料に色めき立った。ただ、9月理事会の議事要旨では物価上昇の明確な軌道がないとして、資産買い入れを含めた大規模な金融政策を継続する必要性が強調されていた。コンスタンシオECB副総裁や報道官は観測記事を否定している。これまでもQEの拡大や延長に否定的なメンバーの存在は確認されたが、委員会が縮小方向で一定の意見形成を進めているのであれば、マーケットに新たなテーマが提供されることになる。ひとまず、再来週の理事会におけるドラギ総裁の会見などから、ヒントが得られるかどうかが焦点となりそうだ。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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