2016/10/3-2016/10/7のEUR/USD(ユーロ/米ドル)週間予想

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今週のレンジ予想

1ユーロ=1.1000-1.1500ドル

先週の総括と今週の展望

米大統領選が為替市場のテーマとして鮮明になってきた。これまで荒唐無稽で傲慢な発言を繰り返してきたトランプ氏と、金の臭いの強いクリントン財団やメール問題で資質を疑問視されているクリントン氏との選挙戦が一段と熱を帯びてきた。トランプ氏に対する嫌悪感とクリントン氏に対する不信感が真っ向からぶつかり合って、支持率が変動している。 市場参加者にとってどちらの候補がましであるかという点においては、クリントン氏が優勢といえる。トランプ氏はイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長を任期満了時点で交代させるとしており、金融市場を大きく変動させる可能性がある。投票日まで支持率の変動に右往左往させられることになるだろう。両候補とも老朽化したインフラに対する投資の必要性については合意しており、米株式市場は下支えされるという見方はあるものの、今回の大統領選に限っては、市場参加者の警戒感はいつになく強い。まさかの英国民投票の結果は記憶に新しい。まさかが続くならば年末の相場は荒れる。12月の米利上げ観測や、新たな金融緩和の枠組みを持ち出してきた日銀、量的緩和(QE)の拡大・延長が不可避であるとみられている欧州中央銀行(ECB)の動向は蚊帳の外に置かれそうだ。ただ、米大統領選が終わっても、各国の金融政策見通しが主役級のテーマに返り咲く可能性は低い。日銀は期待に働きかける金融政策をうやむやにし、時間をかせぐ体制を整えたようにしかみえない。ECBは仕方なく追加緩和を迫られているだけであり、株式の購入でも打ち出さない限り話題性は限定的。米連邦準備理事会(FRB)は利上げ見送りが基本方針であり、注目されているほどドル相場に響かない。 荒れ相場のなかでいつも主役に躍り出るのは円である。円はなぜかリスク回避通貨の王様であり続けており、トランプ氏優勢の報道には機敏に反応するだろう。クリントン氏の健康状態も不安材料でしかない。強いドルを標榜する米大統領は強くなければならない。ドル相場の先行きは、どちらが大統領になろうとも乱気流が待ち受けているといえるかもしれない。ただ、低迷していた米国の輸出に回復の兆しがあるなかで、ドル安に振れるなら外需依存型の米企業にとっては思わぬ恩恵となるだろう。 米大統領選でドルが乱気流に巻き込まれるとなると、ドルの代替通貨としてのユーロの存在にスポットライトが当たる。ドルの代わりをできるのはユーロだけである。昨年前半からレンジ相場を続けるユーロドルの起爆剤となるのだろうか。
記事元:DZHフィナンシャルリサーチ

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