FX相場師による当日・週間為替予想

2015/12/21-2015/12/25のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

2015/12/21-2015/12/25のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

今週のレンジ予想

1ドル=121.30−123.60円

先週の総括と今週の展望

「Fed raises rates in historic move(米連邦準備理事会(FRB・FED)が歴史を揺るがす利上げへ)」「Fed Raises Rates for First Time Since the Financial Crisis(金融危機以来、初めての利上げへ)」−。これらは12/17英米紙一面の見出しだ。FRBはFOMC連邦公開市場委員会を開催し、日本時間12/17午前4時、リーマンショックのあと7年間続けてきた異例のゼロ金利政策を解除して、利上げ開始を決定した。理由は雇用が改善し、物価上昇率も中期的に2%の目標に向かって上昇していくと確信できたことによる。■慎重な米利上げとドル高思考■Yellen議長は記者会見で「gradual(緩やか)」「data ependent(指標次第)」とした今後の利上げテンポ感を示唆。新興国経済への配慮も含め、極めて丁寧な市場対話に努めた感だ。しかし結果を受けて注視したポイントがある。1点はFOMC委員の金利予測分布を示すドットチャートでは、来年4回の利上げが示唆されていると読めたこと。2点目は利上げに舵を切ったFRBと比較して緩和志向を伺わせるその他主要中銀との方向性の違いがより際立った点である。FRB算出のドルインデックス指数(対象24通貨)が一本調子で上昇していることもその証となろう。2016年は、複数のタカ派FOMC委員に入れ替わるとの見方も追い風となりそうだ。不可逆な日米金融政策の差異で、ドルの優位性が感じられる。■ドル円再起動への警戒■ドルブル派が留意すべきは、TPP批准や11月の米大統領選を念頭に置くと、本年3月にファーマン米大統領経済諮問委員長が「強いドルは米経済成長にとって逆風」と発言したように、政治がドル高を牽制する可能性か。円においては、12/18の日銀会合で量的緩和規模は維持する一方、長期国債買入れの平均残存期間の長期化や、成長基盤強化策が打ち出された点である。これは従前策の補完措置とされるが、政府与党の要請に日銀が応えた感もあり、政治介入枠の拡がりとも読めるのではないか。■クリスマス時期のドル円見通し■12/21週はクリスマス期入りとなることで市場の流動性が低下する一方で急動意局面も想定。上値焦点は12/18、12/7、12/3、12/2、11/18の高値圏123.50-60-77。下値は日足一目均衡表雲上限が緩やかに支援帯を形成していることに留意し90・200日線、週足一目均衡表雲上限が複合指針する121.60-30価格帯、121円台維持が焦点となりそうだ。
記事元:岡三オンライン証券

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