FX相場師による当日・週間為替予想

2015/12/14-2015/12/18のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

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今週のレンジ予想

1ドル=121.50−124.50円

先週の総括と今週の展望

「鳥が飛べるのにわたしたちが飛べない理由は、鳥たちが完璧な信念をもっているからにすぎない。つまり信念をもつことが翼をもつことなのである」−。これは英国の童話作家、ジェームス・マシュー・バリーの言葉だ。11月米雇用統計が大幅な改善を見せたことで12/16のFOMCでは9年ぶりの利上げが濃厚となった。FRB要人が示唆していたゼロ金利解除の条件はほぼ整い、米金利正常化が高らかに宣言される可能性だ。では、イエレンFRB議長が次に飛ぶ(≒米利上げ)時期を何時とするのか。12/14週はそのシナリオを探る展開となりそうだ。■「米金利正常化宣言」後…。■本シナリオの前提は、これを以て日米金融政策の差異が、構図上より明確になることだ。次に主役のFRBが追加の利上げ姿勢を鮮明にした場合の弊害だ。それは@過度なドル高進行は米輸出企業の業績にマイナスになることA新興国からの資金流出を強めぬよう国際配慮することが考えられること。つまり「緩やかな利上げ≒緩やかなドル高」とした読み合わせが可能となる。アドリブが強いられるなら、ドル高で輸入物価が下がれば消費者物価(CPI)低迷の一因となることだ。特に原油安は、FRBの目指す予想物価上昇率に与える影響が大きい。10月のCPIは3カ月ぶりにプラスに転じたが、FRBの遠望は12/15の11月CPIでも探られるのではないか。共演者となる日銀においては更なる追加緩和を以て、ドル高円安を進める可能性は低いと読む。理由は黒田総裁が来年の春闘や賃金上昇に着眼している点や、7-9月期GDP改定値が2期ぶりに改善されたことでの大義後退だ。但し12/14の日銀短観結果や資源エネルギー庁の小売価格調査でガソリン、軽油が7週連続、灯油では22週連続値下がりしていることを踏まえ、12/18の日銀会合でCPI上昇に向けた次の一手が問われる可能性が孕んでいる。■利上げ後、ドル円は「飛ぶのか」「飛ばないのか」■米利上げが短期的な「材料出尽くし」となりイエレン議長が慎重な姿勢を伺わせれば、ドルブル派の調整縮小は余儀なくされるだろう。過去のイエレン発言から過度な期待誤認、言質を取らせない可能性だ。上値焦点は12/7、12/3、12/2、11/18の高値圏123.50-60-77。同圏越えが覚束ないと8/20高値124.16、8/13-19高値124.48-64は当面望外と推考。下値焦点は90・200日線、日足・週足一目均衡表雲上限が複合指針する121.60-30価格帯、12/10安値121.06。割れると下値拡大余地が強まり最終橋頭堡として10/30-11/1安値120.24-25が意識される。
記事元:岡三オンライン証券

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