FX相場師による当日・週間為替予想

2015/11/23-2015/11/27のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

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今週のレンジ予想

1ドル=122.25−124.50円

先週の総括と今週の展望

「Japan falls back into recession(日本は不況に逆戻り)」−。これは11/16英経済紙の一面だ。内閣府発表の7-9月期GDP速報値が2四半期連続マイナスとなったことを受け、日本経済は景気後退局面に再突入したとの見立てである。しかし、国内民需では個人消費が前期比年率+2.1%と四半期ぶりのプラスに転じたことで、日銀は追加緩和期待を封殺。11/19の日銀会合は無風通過となっている。■12月米利上げモード■一方、FRB公表の10月FOMC議事要旨ではゼロ金利政策解除について、出席者の大半が来月の会合までには利上げを始める条件が整うとの見方を強めていたことが明らかになった。11/19の米経済紙では「Rate-Rise Bets Heat Up After Fed Minutes(議事録公開で利上げ傾斜がヒートアップ)」と報道。主要通貨に対するドルインデックス指数は今年高値を更新している。議事要旨でのポイントは、金利の正常化に伴うドル高懸念が示されなかったことだ。振り返れば11/13にフィッシャーFRB副議長が「米経済はドル高や海外経済の弱さをうまく乗り切っている」と発言。確かに、米商務省発表の9月貿易収支赤字額では前月比15.0%減の408億ドルと、今年2月以来7カ月ぶりの少なさだった。ドル高の悪影響を脱した感でもある。■日銀動かず。されど…■】では“ドル円” レートの片翼である円、日銀は行動に移さないのか。2%の物価達成目標の時期を2016年度後半頃に先送りしたものの、11/11の参院予算委員会で日銀黒田総裁は「物価の基調は着実に改善している」との見方を示すなど強気姿勢を崩していない。しかし、11/27の10月CPI(総務省)ではその姿勢が改めて問われる可能性を読む。同日からは日銀からもCPIに関連した新たな物価指数の公表を始めることでその重要性を浮き上がらせた格好でもある。大相撲九州場所では横綱が「猫だまし」を使ったとして物議を醸しているが、日銀法第2条「物価の安定」が理念とされているなかで、黒田総裁にも本筋の“横綱施策”再覚醒が求められそうだ。■ドル円見通し■11/23週のドル円上値焦点は11/9、19の各高値123.62-77。同圏越えがないと、8/20高値124.16超、8/13-19高値となる124.48-64圏期待には覚束ないだろう。下値焦点は、パリ同時多発テロを受けての11/16安値122.215と同日夕刻の戻り安値122.375。11/6米雇用統計での急騰起点121.90後の戻り安値となる水準だ。下抜けると90日線121.63、週足一目均衡表雲上限121.44、200日線121.35が抵抗帯になると推考している。
記事元:岡三オンライン証券

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