FX相場師による当日・週間為替予想

2015/11/16-2015/11/20のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

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今週のレンジ予想

1ドル=121.25−124.50円

先週の総括と今週の展望

「US job surge paves way for rate? rise(米雇用の急増が利上げの道を開いた)」−。これは10月米雇用統計発表を受けての11/6英経済紙一面だ。米金融政策の正常化という象徴的な動きを見込む記事である。11/12にはFRB当局者達から12月利上げの可能性を示唆する発言が相次いだ。しかし、ドル円を前月終値比騰落率でみると、11/12時点では+1.62%。「次の条件」を求めている観でもある。【dual mandate(2つの責務)】イエレンFRB議長が利上げに舵を切るにあたっての原理原則は何か。それはFRBとFOMCが連銀法に課されている責務、「完全雇用(雇用の最大化)」「物価の安定」だ。雇用に関しては、10月の失業率は5.0%となり2008年4月以来の低い水準となった。では物価の安定はどうか。それを探るには11/17の米労働省発表・10月米消費物価指数(CPI)と見込む。CPIは原油価格の下落が響き5月以降低迷。前号でも指摘した個人消費支出の低迷と相まって“利上げでドル高に振れれば…”としたFRBのジレンマとなる。市場の刮目が高まる場面となりそうだ。【円緩和見送り、と読む】11/16の本邦7-9月期GDPでは2四半期連続マイナスとなるかが注視されるだろう。これを受けて政治が日銀を懐柔し、追加緩和観測を高める可能性を10/12週号で指摘したが、その場合は12/16のFOMCを見て、12/18に追加緩和の是非を検討する、と読む。【ドル高伏兵】今年2月に終了した「日韓通貨スワップ協定」に関して10月下旬、韓国の経済団体が再開を求めた報があった。本問題の背景は、米12月利上げ観測を以て、国際市場でドル資金調達が逼迫状況になりつつあることを意味する。FRBと主要中央銀の金融政策に差異が生じたことでドル保有インセンティブは上昇。今月に入り年末・年度末決算のドル資金需要増加が拍車を掛けているのだ。つまり本邦は勿論、欧英圏やアジア・新興国がフォワード市場で調達コストが急騰していることから、スポット直物相場、要は外為市場で直接、ドルの調達に動く可能性であり、ドル円下支えの伏兵になる可能性である。■ドル円見通し■上値焦点は11/9、10、11の各高値123.24-45-62越え。上抜ければ8/20高値124.16超、8/13-19高値124.48-64圏が視野入りとなる。下値焦点は11/6の急騰起点121.90。下抜けた際は90日線121.66、そして200日線の121.25の攻防戦が意識されるだろう。
記事元:岡三オンライン証券

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