FX相場師による当日・週間為替予想

2015/11/09-2015/11/13のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

2015/11/09-2015/11/13のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

今週のレンジ予想

1ドル=120.00−123.50円

先週の総括と今週の展望

「Fed chief Yellen bullish on US economy(米国経済に強気のイエレンFRB議長)」−。これは11/5の英経済紙一面だ。イエレンFRB議長は11/4の米下院証言で「米経済は、インフレ率を中期的に2%の目標に戻すのに十分なペースで成長し続けると予想している」「今後得られる情報がそのような見通しを裏付けるのなら、12月の利上げは十分にあり得る」と発言した。■円緩和期待派の落日■10/30の日銀金融政策決定会合では一部市場筋が追加緩和期待を膨らませていたが、黒田総裁は追加緩和を見送った。従前通り“物価の基調はしっかりしている”とした強気判断である。追加緩和を執行するには逆に黒田総裁への市場信認度は低下しかねない姿勢でもある。円緩和期待派は鳴りを潜めそうだ。■12月利上げはFOMCメンバーが決める■そうなると「ドル円」の行方は、米ドルの利上げ≒FOMCのスタンス「data dependent(指標次第)」で探らざるを得ない。まずは労働市場だが、今夏に向けて回復が顕著だったにも関わらず、利上げが見送られたのは周知である。次に消費性向だが、フィッシャーFRB副議長は11/5にイエレン議長同様、米国においては目標インフレ率2%からかけ離れていない、との自信を示した。しかし実際は5月以降の米個人消費支出の低下が顕著で、物価下振れに対する懸念は否めない。正副議長の不安の裏返しが強気姿勢に転じた、とも読み取れる。12月に向けては、利上げ期待再燃が、局地戦においてドルブル派を焚き付けることはありそうだ。しかし筆者は、12/17のFOMCで利上げに舵を切る、と読み込むには些か早計と推考している。特に10月のFOMCでは、9対1でリッチモンド連銀ラッカー総裁のみが利上げを主張した。そうした趨勢が12月時に一気に逆転するとは、俄かに信じがたいからだ。■ドル円見通し■過度な円急騰場面では、継続して年金等、公的機関投資家を通じた減衰行動を推考。短期トレンドが強調される場面では、買い比率を低下させ投資余力を蓄えているFX個人投資家の順張り追随も想定される。上値焦点はチャイナショック前、8/21戻り高値122.77、節目の123.00-10、8/21高値123.50が視野入りとなりそうだ。下値焦点は200日線の121.12、日足一目均衡表雲上限120.67、11/2安値120.24。下抜けると10/28安値119.98、日足一目均衡表雲下限119.787が最終橋頭堡として意識されると推考。
記事元:岡三オンライン証券

関連ページ

2015/11/30-2015/12/04のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想
FXの主要ペアにかかるFX相場について、週間の為替動向を予想します。週間予想では、予定されている各国の主要イベントを考慮し、1週間を通しての戦略をお伝えします。当サイト限定の情報もございます。
2015/11/23-2015/11/27のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想
FXの主要ペアにかかるFX相場について、週間の為替動向を予想します。週間予想では、予定されている各国の主要イベントを考慮し、1週間を通しての戦略をお伝えします。当サイト限定の情報もございます。
2015/11/16-2015/11/20のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想
FXの主要ペアにかかるFX相場について、週間の為替動向を予想します。週間予想では、予定されている各国の主要イベントを考慮し、1週間を通しての戦略をお伝えします。当サイト限定の情報もございます。
2015/11/02-2015/11/06のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想
FXの主要ペアにかかるFX相場について、週間の為替動向を予想します。週間予想では、予定されている各国の主要イベントを考慮し、1週間を通しての戦略をお伝えします。当サイト限定の情報もございます。

米ドル/円予想 ユーロ/円予想 ユーロ/米ドル予想 英ポンド/円予想 本日の経済指標 未執行注文状況