FX相場師による当日・週間為替予想

2015/10/19-2015/10/23のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

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今週のレンジ予想

1ドル=118.20−120.20円

先週の総括と今週の展望

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず」−。周知、平家物語の冒頭「祇園精舎」の一節だ。一時期、隆盛を誇ったドルブル派には些か身に染みる引用かもしれない。1ドル125円台を推移していた8月上旬比、10/6時点でのシカゴIMM通貨先物での投機筋(非商業部門)円ショート持ち高は激減。その差は約8.7万枚減(≒87億ドル)の円売り越し(≒ドル買い越し額)縮小となっている。■イエレンFRB議長の「呪縛」」■市場は6/17 FOMCのFRBイエレン議長による「現時点では年内の利上げが最も適切だ」とした呪文に縛られたままで初秋を迎えた。しかしFRBが2015年内に利上げする、と読む向きは減少している。何故なら米雇用統計ほか一部の経済指標の不調でFRB幹部の見通しに慎重さが見え始めたからだ。たとえば、10/12のブレイナード理事による「見通しに対するリスクが後退したと確認できるまで(利上げを)待つべきだ」とした発言や、10/13にタルーロ理事が米経済専門番組で「自身の景気見通しを踏まえると(年内に)利上げするのは適切ではないだろう」等の発言が挙げられる。イエレンFRB議長の慎重性を増幅しかねない発言だ。9月の利上げ見送りは米景気回復とは別途、中国や新興国などの景気減速懸念に配慮したとの見方が強い中で、今度は米経済への不安が跳ね返ってきた格好となる。前出のシカゴ先物ポジションの激減はそうした空気を読んだ動きとなろうか。“年内利上げ”としたイエレン呪縛から解き放された向きでもある。■黒田日銀総裁への「期待」■一方、円売り圧力は低減化しないのか。それはFX投資家の売買比率動向が示すように消費性向上昇とアベノミクス第2ステージを掲げた政府の矜持を踏まえ日銀も行動に移す、との期待派が存在するからだ。事実、10/14におけるドル円下落に対して買い比率の上昇がうかがえる。黒田総裁の追加緩和には相応の大義が必要だろうが“円高(デフレ)<脱却(国策)”、とした構図から円先安観を刷り込まれた“アベノミクスチルドレン”は日銀・政府の二人三脚に期待を抱いているのが実際だろう。■ドル円見通し■上値焦点は日足一目均衡表雲の帯120.20−120.67、200日線の120.89と推考。下値焦点は週足一目均衡表雲上限118.743、10/15安値118.05示現後の戻り安値118.24に注視している。
記事元:岡三オンライン証券

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