FX相場師による当日・週間為替予想

2015/09/14-2015/09/18のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

2015/09/14-2015/09/18のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

今週のレンジ予想

1ドル=119.10−123.50円

先週の総括と今週の展望

「Emerging markets call on Fed to lift rates and end uncertainty (新興市場はFRBの不安定な利上げ決定の終焉を要求している)」−。これは9/10の英経済紙一面だ。9/4-5のトルコ20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議声明文では「We note that in line with the improving economic outlook, monetary policy tightening is more likely in some advanced economies(我々は、経済見通しの改善に沿って、いくつかの先進国において金融政策の引締めの可能性がより高まっていることに留意する)」と明らかにFRBを念頭とした内容となっている。■米ドル利上げの裏表■トルコG20声明文と9/10英経済紙一面の焦点は同じだ。FRBの利上げ時期を巡る不透明さが新興国経済を揺さぶり、「早く決着して欲しい」としたのが本音だろう。中国発の世界経済減速懸念と相まって、米ドル利上げの裏表に関係する各中央銀行は、新たな政策運営に舵を切れないのではないか。■ドルのジレンマ■イエレンFRB議長は、新興国経済の不安定さが米経済へ跳ね返るリスクを懸念していると思われる。しかし最近の米経済指標を見る限り、利上げに向けた慎重性が逆に米経済やFRBの市場対話姿勢への不信を高めかねないとのジレンマも抱いているのではないか。9/17のFOMC判断如何で、FRBの威信が問われるだろう。■円のジレンマ■自民党総裁選で安倍総裁(首相)が“「アベノミクスは、いよいよ第2ステージに入る」”と訴えた経緯から、改めて「経済最優先」が期待される。但し、金融政策より成長戦略強化に傾斜すると、過度な円安期待は抑制される可能性も高い。自民党・山本幸三代議士が「(10/30の日銀会合追加緩和が)いい機会」と昨年のハロウイン緩和を髣髴させる見解を示したが、黒田日銀総裁は現策でのインフレ性向上昇に強気の姿勢を崩していない。日銀の次の一手はFRBの決断に突き動かされて大義を求めることとなろう。■ドル円見通し■テクニカル焦点は200日線推移の120.80攻防。上値焦点は8/28-31高値121.50-55。超えれば8/24高値122.00、そして期待値は8/21高値123.50。下値の最終橋頭堡は9/7-8安値118.79-84。焦点は9/8の上昇起点119.10からの戻り安値119.70、9/10安値119.965で推考。
記事元:岡三オンライン証券

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