FX相場師による当日・週間為替予想

2015/09/07-2015/09/11のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

2015/09/07-2015/09/11のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

今週のレンジ予想

1ドル=118.25−122.00円

先週の総括と今週の展望

「We’ve got a little over two weeks before we make the decision(我々は次の2週間に出るデータを考慮して決断する)」-。これは8/28にフィッシャーFRB副議長が述べた、9/16-17のFOMCに対する姿勢である。しかし以前においては、米4?6月期GDP改定値や雇用の改善が米経済の回復途上を示しているとの認識から、9月利上げの可能性を「There was a pretty strong case(可能性は極めて高かった)」との見解を示していた。では、認識の後退、躊躇は何か。1点目は、中国の景気減速に端を発した世界同時株安など、金融市場混乱の深度だ。投資家心理を測る「恐怖指数(VIX)」は8/24の50台から20台へと低下をみせているが、予断が許されない心理状態はFRB幹部も同様なのではないか。2点目は、米利上げによるドル高により新興国などから資金流出する可能性があり、“中国の次は米国震源地”と指定されないような自責配慮となろうか。■円は無言の行■9/3に木内日銀委員は「経済・物価は日本経済の実力に見合った安定状態に」「景気は先行き緩やかな回復を続けていく」と発言。確かに、黒田日銀総裁は8/27の会見で「2%物価目標の達成は可能」と自信を示し、8/28発表の消費者物価指数(食料/エネルギー除く)は前年比上昇率0.6%、さらに失業率・有効求人倍率の改善からも日本経済の安定性は増した感だ。しかし、資源エネルギー庁が9/2に発表したガソリン等の店頭小売価格は8週連続で値下がりを示し、原油安によってインフレ期待が揺らいでいる感は否めない。では、追加緩和に動けるのか。恐らく、日銀当座預金の超過準備に掛かる0.1%の付利撤廃論などが強まる可能性はあるが、「FOMC利上げ判断」に先んじた緩和は日米金融政策の差異を更に拡大させる可能性がある。そのため、仮に安保法案採決調整や自民党総裁選絡みでの政治的な催促(≒圧力)が強まっても、“無言の行”を続けざるを得ないのではないか。■ドル円見通し■9/17のFOMCに向けては、星取表を見る如く内外市場参加者は米経済指標を丹念に吟味せざるを得ないだろう。ドル強弱の裏表でクロス通貨の急動意(≒うっちゃり技)にも警戒。上値焦点は200日線推移の120.80、8/28-31高値121.50-55。超えれば8/24高値122.00が期待値。下値焦点は節目の119.00。下値抜けて8/26安値118.45、8/25安値118.25と推考している。
記事元:岡三オンライン証券

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