FX相場師による当日・週間為替予想

2015/08/31-2015/09/04のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

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今週のレンジ予想

1ドル=118.45−123.14円

先週の総括と今週の展望

「China Aftershocks Could Stay Fed‘s Hand(中国ショックで米利 7/27上げ延期も)」-。これは8/25の米紙一面だ。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが年内と公言されてきたなかで、中国発の世界同時株安、いわゆる「チャイナブラックマンデー」はFRBの金利正常化計画に水を差した格好となった。世界株安の連鎖を受け、円は対ドルで一時、約6円幅の急騰を見せている。一部では中東の機関投資家やHFT(高頻度取引)手法を駆使した米系ヘッジファンドによる動意と指摘されるが、いずれにしろ“Don't catch a fallingknife(落下しているナイフを掴むな)”という相場格言通りとなった。■反転攻勢■そうしたなか、8/24の東京金融取引所・ドル円取引売買高は27.6億ドルに膨らみ、買い比率は上昇を示した。これは、損失決済が拡大した一方で、個人投資家による逆張り(ドル買い円売り)も急増したことを意味する。そして8/25以降のドル円は再浮上、円安再開となった。個人投資家に再志向を促せたのは、政府日銀の姿勢やドル円の堅調性(本邦長期資金と思しきドル買い円売り観測)となろうか。菅官房長官が「G7の財務相や中銀と日常的に連携し必要なら対応策」と発言したほか、麻生財務相、甘利経済再生相、黒田日銀総裁の「為替の動きは急というより荒い」「安全資産として円が買われている」「円の上昇は一時的なもの」という見解に、安倍政権の生命線ともいうべきアベノミクスの持続性を嗅ぎ取ったのではないか。8/26-27の米耐久財受注、米4-6月GDP改定値の強さも相まって、ドル円は移動平均200日線推移の120.70を下回ってから約78時間後には同水準を回復した。■2つの矜持(プライド)とドル円見通し■今後の焦点は2つ。1点目は、世界経済を揺るがしたことに対して、中国指導部が9月の政治的日程(抗日戦勝行事・トルコG20・習近平主席訪米)を念頭に矜持(金融・景気対策)を示す可能性。2点目は、7月のFOMC議事録で「(利上げは)近づいている」とした既定路線の後退はFRBの威信が揺らがしかねないこと。米中の矜持(プライド)をかけた週となるのではないか。8/31、9月第1週は急変動による内外市場参加者の投資意欲減退も否めないが、9/4の米雇用統計に向け上値目途を偵察する展開を予想する。上値焦点は8/24高値122.00、日足一目均衡表雲上下限(122.518-123.14)の抵抗力度合い。下値焦点は200日線120.70-80、120.20、8/27安値119.78、8/26安値118.45と推考。
記事元:岡三オンライン証券

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