FX相場師による当日・週間為替予想

2015/08/24-2015/08/28のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

2015/08/24-2015/08/28のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

今週のレンジ予想

1ドル=122.40−124.16円

先週の総括と今週の展望

「Time for lift-off‘approaching’says Fed(利上げの時期が近づい 7/20ていると連邦準備制度理事会が示す)」-。これは8/20英紙一面だ。FRBは日本時間8/20未明、7月のFOMC議事要旨発表で利上げについて「近づいている」と指摘。しかし時期は態度保留の煮え切らない姿勢である。米雇用改善が伺われるなかでの利上げの「積極論」に対して「慎重論」が対峙し、今暫く状況を見守ることで一致したのだ。■三つのイースト(East)■利上げに慎重になる理由として、以下の三つが考えられる。ひとつは極東(Far East)において中国人民元切り下げなど中国経済の不振が強まったこと。そして安倍首相が9月に自民党総裁選を控えるなかで、8/17に本邦4-6月期GDPが不調となったことから追加の景気対策期待感が浮上しているものの、安保法制優先の現状から日本経済の足踏みを懸念している可能性だ。二つ目は、近東(NearEast)域においてはトルコリラ下落など新興国の不安定さが浮き彫りになったこと。7月FOMC議事要旨公開後だが、ギリシャのチプラス首相が急遽辞職するなど政局混迷として「ユーロ危機」が裏表でドルを過度に押し上げる懸念もある。三つ目は、中東(Middle East)主産地として原油価格が6年5カ月ぶりの低水準に下落したこと。これらを踏まえると、世界的な景気減速やインフレ圧力の低下、ドル高による輸出圧迫懸念が慎重論に結びつく。■「晩夏の怪談」■哲学者の井上円了によると、誤認や恐怖感など心理的要因によって生まれてくる妖怪を「誤怪」、人が人為的に引き起こした妖怪を「偽怪」と分類している。現況の金融市場を覆う妖怪はまさに「誤怪」、「偽怪」であり、FOMCの慎重な姿勢がドル円を萎縮させている可能性は否めない。それを端的に示したのが甘利経済再生相の「日本経済の基調は順調、米経済は堅調」だろう。そうなると、米利上げ時期を遂行するうえでカンザスシティー連銀主催年次シンポジウム(ジャクソンホール)でフィッシャーFRB副議長がスピーチ(8/29予定)するまではドル円は「誤怪」、「偽怪」に萎縮するのではないか。■ドル円見通し■下値焦点は週足一目均衡表転換線推移の122.80圏、122円半ば指針の90日線、7/13安値122.40、日足一目均衡表雲下限122.375を推考。上値焦点は8/21高値123.50を超え、8/20高値124.16超となれば8/13-19高値圏124.48-64圏が意識されると見込んでいる。
記事元:岡三オンライン証券

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