FX相場師による当日・週間為替予想

2015/08/17-2015/08/21のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

2015/08/17-2015/08/21のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

今週のレンジ予想

1ドル=123.50−125.50円

先週の総括と今週の展望

「Renminbidrop forces hard choices on China(人民元を押し下げる堅い意志を中国は選択した)」-。これは8/13の英経済紙一面だ。中国人民銀行(PBOC)は対ドル人民元レートの「基準値」を8/11から8/13まで連続して引き下げ、3日間で約4.5%の人民元安を引き起こした。理由は8/8公表の7月輸出が前年同月比-8.9%と判明したことで外需の不振を元高の是正で転換を図るとした狙いだろう。■通貨安戦争勃発か■2010/9/27に当時のブラジルのマンテガ財務相が輸出拡大のため自国通貨安に誘導する、いわゆる「通貨安戦争」の恐れがあるとの見解を示したが、では今回のPBOCの行動で、通貨戦争懸念は強まるのだろうか。中国政府も通貨の切り下げでもしない限り、景気浮揚は難しいと判断し、自国都合を優先した苦渋の対応となろうか。筆者の考えは“戦争”というより“事変(じへん)”程度で収まると推考している。理由は3点。1点目は元の国際化に逆行するのを承知で相場安定化の為に介入強化の意向を示したこと。2点目は米利上げ観測に伴い自国から資本流出による通貨安で高インフレが既に問題となっている国(通貨)があること。3点目は9月に予定されている20ヶ国・地域財務大臣・中央銀行総裁会議(トルコ・アンカラ)や習近平国家主席による公式訪米を控え、主要国との軋轢は避けたい、との見方である。尚、元安はヘッジの円売りに繋がる可能性も指摘されている。■ドル円の主役は当事者■そうなるとドル円は、本来のテーマ“9月米利上げ判断を補足する指標”、そして8/17の4-6月期本邦GDPから政府・日銀の追加施策有無が探られることとなりそうだ。短期的な円の水準は継続して対ドル強弱に依存する可能性が高い。■ドル円見通し■8/17週のドル円上値焦点は6/8の「強いドルは問題」で報じたオバマライン(125.50-70)を最終期待値と見るが、国際商品価格や株式市場、そしてドルの強弱に新興・資源国通貨が振らされることでクロス円の動きがドル円を圧迫するとも見込んでいる。下値焦点は8/13安値123.78、8/4安値123.79。7/31安値123.515を下限と推考している。
記事元:岡三オンライン証券

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