FX相場師による当日・週間為替予想

2015/07/27-2015/07/31のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

2015/07/27-2015/07/31のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

今週のレンジ予想

1ドル=123.36−125.00円

先週の総括と今週の展望

「まだデフレ脱却と言い切れる状況ではない」−。これは安倍首相が7/23のラジオ番組に出演した際の弁だ。安倍首相は4/30の米議会で「by this coming summer. And we will do exactly that(そのために必要な法案の成立をこの夏までに必ず実現します)」と演説し、安保関連法案成立に全身全霊を注いでいる観だ。しかし、ここにきて新国立競技場問題の白紙化やアベノミクスの継続性を示している。これは最近の世論調査を気にしているのではないか。■安倍首相の覚悟と黒田総裁の自信が綱引き■“政権維持≒アベノミクス継続≒デフレ脱却≒金融緩和”は凡事徹底の円安トレンドとして切り離せない構図だが、最近の世論調査での安倍内閣支持率の低下により円売り圧力が後退している可能性は否めない(無論、政権交代とまでは見込まれないが)。また、日銀黒田総裁が7/22に「現時点で一段のQE必要ない」として消費性向の上昇に自信を深めた発言が逆に仇となり、6/10の“黒田シーリング(天井)1ドル124.50-60”が円の下落を抑制しているのではないか。■イエレン議長の判断■7/23に米労働省が発表した新規失業保険申請件数は約42年ぶりの低水準となった。早期利上げをFRBに強く働き掛ける内容だ。一方で、4-6月期決算を迎えた米大手企業は、最近のドル高で軒並み減収が判明。年内利上げを9月か12月に見込む声が多いなかで、雇用の改善とドル高デメリットに挟まれたイエレンFRB議長は、7/30の4-6月期米GDP速報値で景気認識の判断を迫られることとなりそうだ。米GDPでは特に1-3月期の寒波や港湾ストライキの反動による改善が期待されており、改善が明確になればドルブル派を再起させることになりそうだ。■ドル円見通し■7/27週は、円は米経済指標や国内企業による買収案件(日経新聞や明治安田生命)の需給に左右されると推考。上値は6/17のFOMC時高値124.475、6/10の衆院黒田発言下落起点の124.63、6/9高値124.75が継続して意識されそうだ。越えれば125円や本年高値125.87再現期待となる。下値焦点は日足一目均衡表雲の帯(122.17-123.36)による支援期待だが、足元は7/22安値123.565が下限意識されるものとみている。
記事元:岡三オンライン証券

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