FX相場師による当日・週間為替予想

2015/07/06-2015/07/10のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

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今週のレンジ予想

1ドル=122.20−124.40円

先週の総括と今週の展望

「It‘s the last night before the greatest adventure of my life(人生最高の冒険に出る前の最後の夜だ)」−。これはギリシャを舞台とした映画『マンマ・ミーア!』(原題: Mamma Mia!/伊語では「なんてこった」の意味)において翌日に結婚を控えた花婿役の台詞だ。一方、舞台を同じギリシャとして国際通貨基金IMFに債務返済期限を翌日(6/30)に控えたギリシャ・チプラス首相は前日に「(債務を)返済はできない」と明言。欧州連合EUと長期にわたり行われた債務交渉協議も結局は頓挫し7/5に国民投票で賛否を問うとした挙に出た。東京外為市場関係者の懸念は一点だ。それはギリシャ問題が欧州の求心力低下となり、ユーロ先安・忌避圧力が強度な円買い傾斜に結びつく警戒である。対して私見を3点挙げたい。まずは欧州・南欧債懸念に飛び火し、ユーロ売り円買いが急速に強まった場合でも過去200日終値での相関係数は対ドル円で[-0.074]、対日経平均株価で[-0.377]とシンクロ同調性※が低いこと。<※[±1]が同一の意味。>2点目は仮にユーロ大暴落の場合だが麻生財務相は6/29に直近の週末において日米欧G7の財政・金融当局や中央銀行がギリシャ問題を協議したことを明らかにした点であり7/1には安倍首相はギリシャの財政危機問題について、「G7でしっかり対応していく」と発言し菅官房長官も7/3に同様の姿勢を示したこと。これらは投機的仕掛けへの牽制でもあり国際協調態勢の示唆となる。つまり急激なユーロ安への牽制や介入執行も推考可能だ。その場合は2003年5月以来のユーロ買い円売り介入となろうか。3点目は6/30にIMFが発表した2015年1-3月期での外貨準備統計(IMF-COFER)では各国中銀外貨準備比率でのユーロの割合が2014年末比で微減で収まっている点だ(ドル64.12%、ユーロ20.72%、円4.15%等)。投機的な上下ブレは相応に覚悟するもののユーロへの信認性が爆減しているわけではない。つまり過度なギリシャ・ユーロ懸念も徐々に希釈化しイエレンFRBの思考を探る本来のテーマに市場は回帰するのではないか。7/1にフィッシャーFRB副議長が「強いドルは米国にとって大きな向かい風」とした発言から7/7の米貿易収支が本来のシナリオ再開を促す可能性である。そこで7/6週は“七夕(たなばた)に円を託す局面”と想定。「織姫(おりひめ:イエレン議長)」の思考に円が委ねられ、テクニカル的には“天の川”の如き日足一目均衡表の帯(122.20-121.60)が緩やかに上伸支援するものと推考。上値焦点は20日線や日足一目転換線推移の123円前半から半ば超、6/24高値124.40。6/17のFOMC会合時高値圏124.475-60-75を期待視している。20日線5日線201
記事元:岡三オンライン証券

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