FX相場師による当日・週間為替予想

2015/06/22-2015/06/26のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

2015/06/22-2015/06/26のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

今週のレンジ予想

1ドル=122.45−124.75円

先週の総括と今週の展望

「株はずっと上がり続ける訳ではないし、そういう意味で政府としては気にするようなことではない」−。これは6/18に日経平均株価が約1カ月ぶりに2万円割れをしたことでの菅内閣官房長官による弁だ。“2万円割れ”となった理由の一つはドル売りによる円高であろうか。6/17のFOMC声明で、米経済は回復して年内利上げに十分耐えられるとの認識を示したものの、物価・設備投資・輸出等の先行きに慎重さが記された。更に、“Yellen points to gradual raterises(イエレンは緩やかな金利上昇を指し示す) ”と英経済紙が一面で掲載したように、来年3月の可能性にも言及した緩やかな利上げ姿勢を見せたことによる。では、なぜ慎重な姿勢を示すのか。イエレン議長は「労働市場の更なる改善と中期的に物価上昇率が2%に戻るという合理的な確信が必要」を唱えているが、穿った見方をするなら「米国株」への悪影響を懸念している可能性がある。事実、5/6に「現時点での株価水準は一般的にみて極めて割高だ。潜在的な危険がある」との警戒感を示している。「合理的な確信」には、米株市場が利上げを織り込む調整局面を経て、とも推測可能であり、それまでは利上げ開始時期を巡ってのドル高は輸出や物価上昇率の低迷にも繋がることから歯止めを掛けたいのが本音なのではないか。一方の円事情だが、ドル円・日経平均株価が今年最高値を記録していることから、7/1公表の日銀短観(調査期間5月下旬から6月下旬)内で良好な業況判断が記される可能性が高い。ただし、6月ロイター企業調査では、1ドル130円まで円安が進んだ場合、53%の企業が今期収益への悪影響を挙げ、為替水準に関しては安定が重要との意見が多かったとされる。訝った見方だが、安全保障関連法案に関し、経済団体トップが相次いで国民への説明を強化することを政府・与党に求めていた経緯から、政経不可分でのバーターとして円安進行のスピードを政治的に抑制・配慮する可能性も否定できないのではないか。日米事情が再考される局面だ。そこで6/22週は“ドル円「休眠モード」を望む日米事情局面”と推考。ギリシャ問題の高まり次第では円へのリスク回避圧力も警戒されるが、“オールジャパン”支援が期待視される下値焦点122.50-70、6/10、6/18安値122.45-47に注視。同圏を下抜けた際は6/1週号で指摘した1990年高値1ドル160円と1998年高値147.66円を結んだ下降ライン推移帯の122.20が最終橋頭堡と推考している。上値焦点は6/10黒田発言直前、6/17のFOMC会合時高値圏124.475-60-75、超えて125.00-20と想定。
記事元:岡三オンライン証券

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