2016/7/25-2016/7/29のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

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今週のレンジ予想

1ドル=103.90−110.80円

先週の総括と今週の展望

「US Election Trump seals Republican nomination(米選挙・共和党はトランプ氏を候補に指名)」−。これは7/19の欧米報道機関の見出しである。米共和党はドナルド・トランプ氏を大統領候補に正式指名した。これを以て、11月の大統領選挙では、7/25-28の民主党大会で候補指名される見込みのヒラリー・クリントン前国務長官と争うことになる。 米大統領候補がドル円に及ぼす影響筆者は大統領選挙戦が中期観点で、円安浮揚力を低下させると読んでいる。理由は1点。両候補とも保護主義的傾向だからである。トランプ氏は「アメリカ・ファースト(米国第一主義)」を掲げ、TPP離脱を7/21に再表明した。有権者の歓心を念頭に、貿易相手国への強硬姿勢を強調するなら、経常収支の黒字拡大が顕著な日本は格好の攻撃対象となる。金融政策に対しては、2018年2月に任期満了のイエレンFRB議長再任を否定し、低金利(ドル安)を志向している。では、クリントン氏はどうか。2/24の米地方紙に「To Fight against Currency Manipulation by China, Japan(中国、日本の通貨操作と戦う)」との見出しが躍った。内容は、“日本は輸出を有利にするために為替を操作している。大統領に就任すれば「断固たる措置をとる」”というもの。その寄稿主はヒラリー氏、その人だった。同氏の夫、ビル・クリントン元大統領が「ジャパン・バッシング」の政策をとった1995年を髣髴させる姿勢だ。要は、両候補とも円安牽制者なのである。政府・日銀の決断待ち政府・日銀は座して円高圧力を甘受するのか。円安が強まると両候補が扇動に利用するため、当面は動かない、とした見解もあるが、円高デフレ脱却はアベノミクスの骨子である。となれば、7/29の日銀金融政策決定会合で百家争鳴の“ヘリコプターマネー策”と併せ技で、月内に大型経済対策が示されるか否かがポイントとなる。安倍首相の過去の政治決断場面を振り返ると、経済ブレーンの見解後に示していた経緯がある。今般も前FRB議長バーナンキ氏の登場で、筆者は妄想を膨らませざるを得ない。本格化する米大統領選を控え政治的な決断の場面となろうか。米ドル/円焦点は日足一目均衡表雲の帯(103.63-107.72)注視で上値焦点は6/3高値109.15、6/2高値109.60、そして安倍首相が消費増税再延期を表明した6/1高値110.85を期待。下値焦点としては7/13-14安値103.90-96。最大リスクはバーナンキ氏訪日の7/11安値100.55。
記事元:岡三オンライン証券

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