2018/5/21-2018/5/25のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

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今週のレンジ予想

1ドル=109.60-112.40円

先週の総括と今週の展望

「民無信不立(民信なくば立たず)」−。これは孔子が、政治を行う上で大切なものとして軍備・食糧・民衆の信頼の三つを挙げ、中でも重要なのが信頼であると説いた論語である。政治家も良く使う言葉だが、一部市場関係者の間では日銀への信に疑念が燻っている。■日銀への疑念を「麻生トレード」が払拭■日本銀行は4/5に「生活意識に関するアンケート調査(3月実施)」の結果を公表した。これによると、「積極的な金融緩和を行っていること」「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」に対する認知度が以前より大幅に低下している。確かに足元の消費者物価(生鮮食品除:コアCPI)前年比上昇率は1%程度で、2%の目標には距離がある。そんな中4/27の日銀「展望レポート」では、これまで「2019年度頃」としていた「2%インフレ目標」の達成時期の具体的な時期を遂に削除した。黒田総裁はその理由を「達成期限ではなく見通しであることを明確にするため」としているが、これまで6度も達成時期を先送りしてきた経緯から疑念の観は拭えず、信が揺らいでいる。黒田総裁自身は2019年度頃に2%へ達するとしているが、今回の達成時期の削除は更なる「目標の再々々・・度の未達」のリスクを避けた、との見方もあるのではないか。自信なき目標は、9月予定の自民党総裁選に向けて安倍首相3選をも阻みかねない。学園問題の他にアベノミクス失敗の誹りは避けたい筈だ。但し、筆者はそうした危急を以下の3点が救ったと想起する。@原油上昇による店頭ガソリン高騰、A2018年1-3月期の国内総生産(GDP)速報値悪化、B米長期金利上昇だ。@に関しては資源エネルギー庁が5/16に発表した店頭レギュラーガソリン価格の4週連続上昇で、約3年5ヶ月ぶりの高値水準だ。これはインフレ圧力に加担する材料となる。AのGDP不調は9四半期(2年3か月)ぶりのマイナス成長であり、日本経済停滞懸念となろう。少なくとも、日銀の金融政策“正常化”とした見通しは後退せざるを得ない。Bは4/30・5/7週合併号で示したが、麻生財務相の参院発言「日米金利差が3%に達すると必ずドル高円安に振れる」が“麻生トレード”となっていること。日銀はダンマリ状態だが、外部環境の変化が支援して円安助長の「信」を強める可能性もあるのではないか、と見ている。■5/21週のドル円見通し■5/28は米メモリアルデー、英バンクホリデーとなることから週末は3連休控えでの前倒し調整警戒。上値焦点は1/22-23高値圏111.19-23、1/18高値111.495、1/12高値111.705、1/11高値111.80視野。112円に向けては週足雲下限111.909が抵抗線。越えれば1/10に中国当局者が米債購入減を仄めかした際の直前横ばい価格帯112.40圏意識。下値焦点は移動平均200日線(110.20圏)維持、5/15安値109.65を推考。割れると5/11・14安値圏109.15-20を推考。
記事元:岡三オンライン証券

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