2017/5/29-2017/6/2のUSD/JPY(米ドル/円)週間予想

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今週のレンジ予想

1ドル=110.20-113.10円

先週の総括と今週の展望

「Der Euro ist zu schwach(ユーロは弱過ぎる)」−。これは5/22にメルケル独首相が述べたユーロ見解である。弱すぎる理由として欧州中央銀行(ECB)の政策を挙げ、ユーロ安と原油安が、独貿易収支を黒字にしていると指摘している。邪推するなら2016年の独貿易黒字2530億ユーロ、経常収支黒字2,660億ユーロとした過去最高額に対し他国からの批判、特にトランプ政権が米貿易赤字や国際収支の不均衡を問題視するなかで、その責任をECBに押し付けて批判を躱した格好にも映る。3月にはショイブレ独財務相が、ユーロ相場はECBの管轄だと米国からの批判を突っぱねたことも記憶に新しい。■ユーロがドル円を牽引するか■では、独政府首脳陣の真意は政治的牽制だけなのか。筆者は6/8の欧州中銀ECB理事会に向けてユーロへの思惑がドル円を左右しかねないとして刮目している。それは5/24にドラギ総裁が基調インフレ圧力は依然として抑制されているとの見解を示した一方、下振れリスクは一段と後退したとの認識も表明しているからだ。下振れリスクの後退は、 3月以降のユーロ圏全般の経済指標が持続的に回復力の強さを増していることに裏付けられている。ドラギ総裁は、インフレ圧力が抑制されていることで緩和政策継続の正当性を主張しているが、実体との整合性が問われ始める筈であり、なかでもドイツのインフレ圧力の程度が注視されるのではないか。4月の独消費者物価指数CPIが昨年4月の0%近傍と比べ2%上昇していることから、5月CPI(5/30発表)の伸び率も警戒されるはずだ。結果次第では6/8のECBに向けてドイツから早期出口戦略の主張や緩和政策の是正を迫る声が強まるだろう。ユーロ高円安が促されれば、ドル円を牽引する可能性も否めないのだ。(ユーロ円とドル円の200日終値比(5/25時点)の相関係数0.908)■5/29週見通し■5/29週ドル円は従前通り、米債金利動向を睨みで日足一目均衡表雲帯(109.878- 111.82)を意識した展開を推考。下値焦点は200日線推移の111.226圏、5/23安値110.85、5/18安値110.23。4/24-25安値圏109.60-65、月足一目均衡表雲上限109.50が最終橋頭堡。上値焦点は5/24高値112.13、5/17欧米時間下落前の戻り高値圏112.50-55、5/17高値113.12。
記事元:岡三オンライン証券

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